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ビキニcomブッダ@ブラジル

                                          BRASIL連邦共和国 Rio Grande do Norte州の海辺にて                                                  ビキニで暮らす仏教徒の『ゑん』な日々♪

金℠玉ファミリー、危機でちゅねっ!  




おととい、大学生の娘・うたから泣きながら電話があり、
「うたに支払われていた大学からの助成金が全額カットになった」
 そうな!!

その電話を受けたときオレは、酔っぱらっとって
平和でおおらかな気分やったけん
泣きじゃくる娘にこう言った。

「生き死ににかかわることでもないし、
 しょうもないことで泣くな。
 だいじょうぶに決まっとる何とかなるに決まっとう。
 落ち着きなさい、わっはっは」。



今年から就任しとるブラジル大統領は
極右思想で、有色人種・同性愛者・女性をも蔑視しとる輩やが、
まさか補助金全額カット、などという極端なことはやるまい、
と、酔ったあたまで楽観的に考えていて、
翌日になったらおっちょこちょいの娘が
「ごめーーん、わたしの早とちりやった」と
笑いながら電話してくる、と思っとったが、
今日の電話では、
補助金カットは事実で確定、という、
きびしい現実を突きつけられた。

今までうたは、
家賃補助(大学そばのアパートに友だちと暮らしている)と
食費補助(大学の食堂でタダでごはんが食べられる)を
受けていたのだが、それがぜんぶカットされるというのだ!!

そげな激しい政策を決行したら
学生たちが暴動を起こすやろうもん!
と思ったけど、
カットされたのは、うたたち貧困層の学生たちのみ。

ブラジルの国公立大学では入学の際に、
家庭の経済状態の調査があり、
そこで『びんぼう層』に認定されると
給食代や家賃の補助金が貰えるのだ。

なので、すべての学生が補助を受けているわけではなく、
裕福層の娘・息子たちは全く補助を受けていない。
従って、うたと同じ層で補助を受けていた学生のパーセンテージは
学生総数からすると割と少ないわけったい。


貧困家庭の子どもは頭が悪い、
とかいう統計が大好きな大統領の考えることやから、
貧乏人に金をほどこしてまで教育する価値はない、
と弱者を斬り捨てるわけやね。

自分が劣等とみなした者を次々と排除したい
優生思想の大統領・ボルソナーロ。
ヒトラーに憧れとるんかもしれん。
大学の予算カットの次は、
いったい何をやるのだろう。


優生思想は現在社会にもいまだに蔓延しており、
暮らしむきが貧しい世帯の子どもは低学歴の傾向にある、 という説もあるが、
 ↑ リンクありクリック 



なぜ
ひんぼう家庭の子どもが低学歴か!?


という想像をする脳みそが
現大統領・ボルソナーロには無い。

その想像をして、
それを打破しようとしたのが、
労働党のリーダー・ルーラ元大統領だ。

貧困層にも教育の枠を広げ、
まずしい者も大学に行けるように、
教育を受けられるようにした。
うたが補助を受けられたのは
ルーラ率いる労働党のおかげだった。


わが母国・日本を例にとっても解るが、
教育を受けるにはお金がかかる国の何と多いことか!
国公立大学ですら、入学金や授業料など費用がかかる。
私立に通うとなるとその金額は莫大だ。

ものすごーーく賢い子どもには奨学金なるものが与えられる、
しかしこれは与えられるのではなく、
貸してもらえるだけで、
就職した暁には、新入社員の薄給のなかから
借金返済がさっそく始まるのだ。

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さて。話をブラジルのわが家庭に戻そう。
経済的にわが家はいまとてもあやうい状況ではある。
ばってんうちら家族は3人ともいま、
生き死にに関わる重大問題をかかえてはいない。

なんとかなるんじゃないか、と、
今日のオレは思っている。

まだ酒は飲んでいないけど、
大量虐殺されるわけじゃないし、と、
今日のところはにこにこ笑っておる。






(=ΦωΦ=)



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