ビキニcomブッダ@ブラジル

                                          BRASIL連邦共和国 Rio Grande do Norte州の海辺にて                                                  ビキニで暮らす仏教徒の『ゑん』な日々♪

小人プロレスのお誘い  






いま、タバチンガ集落にサーカスが来ている。
サーカス、とはいっても、
広場にちいさなテントがひとつだけ、っちゅうしょぼいモノで、
自転車に乗ったゾウさんも火の輪をくぐるトラもおらん。

どういったことをしているか、というと、
奇形の動物を披露したり、
小人プロレスをやったりしているのだとか。


オレは見たくないので「行かん」のだが、
ファビオたちは熱心に誘ってくるのだ。
「すんげーーおもしろいぞ。ユッキー行こうぜ」と。
どうやらそのサーカス、
子どもより大人のほうがいっぱい訪れて
毎夜毎夜、楽しんどるげな。




日本という国は、
障害をもった人や奇形といわれる人、
多くの人間と違った容姿をもつ人を
特別視する傾向がある。
否、特別視、ではない。
特別に見ない、ポーズ、だ!
すなわち、
見ないふりをする、
気がつかないふりをする
のだ。


オレら日本人は子どものころから
「じろじろみてはいけません」という教育を受けて来た。
人とちがう異型な容姿を持つ者は、
日本では隠れるように生活している。
社会システムが、彼らを隠しているのだ!


ところがここブラジルはどうだ。
足のない人は足のない体でスケートボードにのり
「どうだ?」と金を稼ぐ。
誰も隠れてなんかいない。
社会によって、隠されてもいない。



小人プロレスは日本にもむかし存在したが、
人権団体が「差別的だ」とし廃止になった。
彼らはむりやり強制されてプロレスをしていたのか!?
レスラーたち自身はみずからを
プロのエンターテイナーとして自覚し
仕事を楽しんどったかもしれん。
タバチンガに来とる小人レスラーたちも、誇りをもって人々の笑いをとり、
自分で稼いだ金でゆうゆうと生きとるんかもしれん。

奇形の動物を見せ物にすることも、
日本の動物愛護団体などは躍起になって怒るかもしれんが、
ヤギとして乳をだす機能を備えてない体のヤギを殺傷せず
見せ物にすることでお金を得てそのヤギを育てているのだから
考えようによっては奇形ヤギにとってしあわせかもしれんのだ。




ところで、
小人プレロスにオレをひっぱって行きたがるファビオも、
ちょっとした異相をもつ。
まだら肌なのだ。

3年前にブログで『疵も疣も白班も皺も』
っちゅう記事を書いた。
モデルのウィニー・ハーローについて、を書いたのだが、
ファビオもウィニーと同じく
尋常性白斑っちゅう皮膚の特徴を持っている。

ファビオのあだ名は『ワニ』。
その白黒まだら模様の皮膚の特徴からなづけられた。
誰もファビオを特別扱いしない。
集落ナンバー1イケテル大工、として人々から敬われている。




ブラジルで昨今話題になったのは、
サンパウロのアルビノのふたごとその姉の
3人セットのモデル。
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 双子の美しさも素晴らしいが、
 姉もべっぴんさんやなぁ!







そして、小人症カップルの結婚。
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 花嫁さんはポカホンタスのようにかわいらしい顔しとる。
 このカップルは有名でテレビにもしょっちゅう出ている。





オレの好きなレゲエ・アーティストのイエローマンは、
アルビノで顔つきもおっかない異相をもつDJだ。
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ジャマイカやアフリカの人のなかには
『アルビノ』について異常な差別を抱く者がいる。
イエローマンも産まれてすぐに両親から捨てられた。
過酷な幼少・少年時代を経て
ビッグスターになった彼だが、
それは体験を糧とした根性や、音楽的才能だけでなく、
異相を差別し排除しなかったジャマイカのレゲエ界によるところも
大きいと思う。

アルビノに対して差別的な人の多いジャマイカにおいて、
イエローマンをステージにあげまい、とするシステムが
ダンスホールレゲエ界になかったこと。
素晴らしいではないか。






最後に、
ブラジルのビール・スコールの最近のCMを。






人種差別・肌の色差別を意識してのCMだが、
わざとらしすぎてオレはきらい。
スコールは美味くて大好きなビールなのだがなぁ。




(=ΦωΦ=)


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手湿疹  








肌が丈夫で、どれだけ日に焼けても痛くも痒くもない。
初めて日焼けを開始したころは水泡・ただれなど一人前に経験したのだが、
スパルタ方式でがしがし焼き続けて、を繰り返し、
皮膚が強くなったのだろう、と推測しとる。
顔も体も石けんで洗うだけで、化粧水乳液クリームの類いを一切つけない。
ファンデーションもぬらない。

肌が丈夫、っちゅうのと、肌がきれい、っちゅうのは異なるので、
シワもシミもいっぱいやが、さして問題を感じたことはない。

とっころがよ〜。

ここんとこ、手がぼろぼろなのだ。
2ヶ月くらいまえに、激しい手荒れになり、
痛くて痛くて公立病院にかかった。
日本でいうところの『手湿疹』とか『主婦湿疹』というものらしく、
日本のサイトで調べてくると、まったくオレのんと症状が同じで大笑いした。
利き手のひとさし指から始まって右手全部が、
左手にも移行した。
こうなったらもう何もできん、っちゅうくらい痛くなった。

しばらく食器洗いすら免除してもらい、
やっとこ治ってきた、と思ったら、ふたたび凹
また右手の人差し指から始まってきた。
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皮膚が丈夫なことをいいことに酷使しすぎたんやろうな、
と振り返る。

セメント・ペンキ・ニス・シンナー・畑・解体工事・・・
ほとんどを素手でこなしている。
症状が出始めてからゴム手袋などしても、痛みに変わりはなく、
こうなってはもうシャンプーすらできん。

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 きよちゃん、わたしのあたまを洗ってね❤️





というわけで、
面の皮は厚いけどお肌が弱く同じ症状でなやんでいる山奥の親友・まりんこに
治療法を指導してもらいながら、気長に治してゆこう。
体をいたわることも必要やな。しょぼーーーん。




(=ΦωΦ=)



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どっかんどっかん解体工事  







家の敷地内にある古い小屋が、
いよいよ倒壊寸前で危険なので、
壊れて被害がでるまえに解体してしまおう、と
突貫工事のまっ最中である。

ユンボ入れてドッカンドッカンやれば、あっ、っちゅうまやろうけど、
手作業でがんばりよる。

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手作業で解体工事ができる、っちゅうことが
ようと考えると驚異的やん。


ブラジルのレンガは、
なかがスカスカなので、すぐに壊すことができる。
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ほら、空き巣もこげんして壁に穴をあけて侵入する。
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 オレも食いっぱぐれたら職業・空き巣に転向しよう。
 捕まったら強制送還で日本に帰れるかりもしれん。




ぶっとい金槌で叩けば非力なオレにも壊すことができるレンガ。
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 なんてもろいんだ!!




ただしかなりの体力が要る!
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瓦礫は、どんどん道に放り投げる。
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ものすごでっかい山が、できた。
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この山をどげんして片付けようか・・・

ブラジル的考えでは、この瓦礫は少しずつ道にばらまくことになる。
解体が終わってもまだまだネコをつかっての肉体労働は続きそうだ。








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きょうもドカメシ食べてがんばる!




(=ΦωΦ=)


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category: 工事

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ついにやってしまった  








レストラン用に仕入れた肉が、その週にさばけなかった場合、
冷凍して翌営業日にまわすことにしている。
翌営業日には自然解凍しておいて来客に備える、というわけ。
電子レンジがあれば解凍せずに
来客があったときに解凍して調理する、という手段がとれるけど、
自然解凍したものを再び冷凍するのは、肉の質がいちじるしく落ちる。
その味をお客さんに提供することはできない。

よって、1度冷凍して解凍した肉が売れ残った場合は
オレら家族で消費することになる・・・

・・・っちゅうことをおおいなる言い訳に!


オレの昨今の朝ごはんはドカメシを極めている!!
 っちゅう話を。



もともと、子どものころも日本で会社員だったころも、
『遅刻してでも朝ごはんは絶対に食べる』のがオレだ。
朝起きるとおなかがぺこぺこなんよ。
朝ごはんを抜く、という選択は、呼吸を止める、ということに等しい。


このブログにも何度か書いたが、
今も朝から豚カツ定食などどっかんどっかん食べている。
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ハンバーグは300グラムをがつんといく。
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先日は、大分名物のとり天も朝からいった。
ぼん酢ゆずごしょうと天つゆと2種類のタレでいただいた。
実に美味かった!
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が、オレにはちいとあっさりしすぎていて
もうちょいボリューム感がほしいところだ。





で。ぶっとい鶏カツもやっちまった。
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ぶっとい鶏肉のふわっふわの触感に目の前がバラ色になった。




親子丼もやさしい味で素晴らしかった。
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定番の鶏唐揚げはいつ食べても美味い。
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 が。やはり鶏より豚だぜ、とちぃと物足りない。






やっぱり豚よの〜、とカツ丼も何度もやった。
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力が沸いてきて万能感すら生まれて
一日中元気いっぱいでいられる気がした。





そしてついに!




カツカレーを朝ごはんに食べた!



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最終地点まで昇りつめた、っちゅう達成感と、
どんなドラッグにも叶わない七色のきらめきを
はらわたから感じ、しあわせに包まれた!










幸せに包まれすぎて、ベッドに戻ってぶっ倒れた。





っちゅうわけで、
朝ごはんにカツカレーは、
Too much、っちゅうことが解った。





ところで、
こんなに大喰らいで油っこい揚げ物が大好物なオレだが、
ひとつも太らん。
普通だと、こんだけ食べてりゃ大デブになっているはずなのだ。

その理由は、解っておる。

解っておるけど、言ってしまうと友だちがおらんくなりそうなので
今までは他言したことはない。

しかし、いま言ってしまおう。

内臓に巨大な寄生虫がいるのだ。


検査を受けたことはないけれど、
ぜったいに居る、と解る。
なぜならごはんを食べたとき
おなかの虫も喜びを共鳴しているのが解るもん。






(=ΦωΦ=)



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category: たべもの・のみもの

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ばたーり  







まだざくざくお客さんが訪れるわけではないけれど、
レストランを開けて毎日とても忙しくなった。
生活もガラリと変わり、
平日は掃除掃除畑畑庭庭害虫害虫修理修理修理仕入れ仕入れ仕込み仕込み…
ゆくゆくはやらねばならぬ会社登録についても役場に行ったり受講に行ったり奔走している。
土日祝日は来客に備える。
お客さんが来ようと来るまいとつねに緊張している。
ここんとこのオレは毎日毎日、殺気だっとる。

ここいら辺のレストランのスタイルは、土日祝日のみ開店し夜は閉める。
夜も開店しようとしたら集落の友たちから必死で止められたんよ。
夜は静かで人通りもない、強盗が必ずくる、
ほかのレストランと同じく夜は閉めなさい、と。

土日祝日、しかも日中だけ開けるのに、この忙しさやけん、
毎日オープンしている店を想うと、頭が下がる。
計らずもカレー屋のような様相になっとるわがレストランだが、
カレーをメインにしたお店を経営しとる友だちが福岡に2人おる。
ヤッホーカレーが名物のアトリエてらたを夫婦で運営しとるdaiちゃんや、
ランチのみの営業をアルバイトでまかなっている路地裏カレーTikiのToshのことを
心から敬うようになった。
彼らは本当によくがんばっている。と今だから解る。

今ですらこんなにくたくたで、
これからお客さんが多く訪れるようになると
仕入れも仕込みももっとたいへんになり、
いったいどうなるんだろう、と、かなり不安になるけれど、
この状況のなかで必死でがんばるしかない。

常備メニューはカレーとカレーセットだけだが、
これ食べたい、っちゅうて予約をいただければ
日本食などなんでも提供する。
なんでもやってみよう、という前向きな心持ちでいるのだが、
いまひとつ体が疲れすぎていて付いて行けないこともあり、
そのうえ精神的に参ってくるともう力が入らなくなる。
しんどいなぁむくわれんなぁ。
もっともっとタフになりたい。


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こないだ久しぶりに海に行った。
目の前に海がある暮らしだというのに、
訪れたのは3ヶ月ぶりだったことに気づく。
休息も必要、
たまにはバターリと心身ともに倒れることも必要、と
よく理解できた。
だれにもねぎらってもらえないなら自分で自分をねぎらうしかない。


と、深夜眠れずにここまで書いて、
ひとりでカタカタとこうやってブログ書くのも
よき安らぎになっとるなぁ、と気づいた。
読んでくれよるかた、ありがとう!




(=ΦωΦ=)



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category: こころ

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Oh! 友よ  







こないだの日曜日・母の日に、
ちよちゃんファミリアが来てくれた。
「きよメシが食べたい」っちゅうて。

ちよちゃんはオレの数少ないNATALの友のなかの1人だ。
彼女の家に強盗が押し入って早1ヶ月。
被害にあったちよちゃんをすぐに見舞いに行きたかったのだが、
連日の警察からの事情聴取と通院治療に追われていた彼女、
オレらも数日後にせまったレストランの開店にむけて
てんこもりの忙しさに終われ、ずっと会いに行けんかったんよ。



ようやく顔のあざも消え、
気持ち的にも落ち着いた彼女たち家族に会えたこと、
なにより元気そうな顔を見ることができて本当に安心した。

タフでおきゃんな彼女は、
しんどかった体験を
笑い話に転化できるほどに快復していた。
泣いたり笑ったりしながら、その武勇伝を聞いた。
日本で教職に就いていた彼女、
おそろしい思いのさなか、
強盗団に説教までかましたあたり、流石!
否、ほめてはいかんのだ!!
生きてて本当によかった!!!

息子のエイトもタフだった。
強盗が去ったあとの母親を支えたのは彼だ。
普通の少年ならちびって泣き叫んでいただろう。
しかしエイトは騎士だった。
彼は本当につらい体験をしてしまったけれど
そのことにより強くなったことが、彼と接していて受け取れた。
いっしょに畑のバジルをむしりながら
元気で強くいてくれることがうれしくて涙がこぼれた。
大切な人たちが元気に生きていてくれることに
あらためて大きな感謝を抱いた。

この強盗体験のことも、
ちよちゃんはしごくあっさりと書いている。
(ちよ記事は → ココ ← クリック)
前向きで強い友だちを心から敬う。



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パトリシアは、隣のハイムンドん家に空き巣が入ったことを
オレん家も被害にあったのでは、と、とても心配してくれていた。
(彼女は拙ブログを読めてはおらぬが見てくれているのだ)


NATALはとても物騒になっており、
アジア人を狙う組織的な強盗団が幅をきかせておる。
アジア人は銀行口座を持たずタンス貯金をしている、との誤認識から、
現金ねらいで東洋人宅に押し入るのだ。

日本人が住んでいる、っちゅうだけで
とても目立つうえ、
レストランを始めてますます目立つオレらも、
ますます気を引き締めていかねばならない。






たくさん食べて飲んでくれ、
会計の際には
「友だちだから、ってサービスしたらダメ!
 ほら、ちゃんとサービス料も付けなさい!!」
 と、ちよ先生に説教された。

この日いちばん楽しませてもらったのはオレなので、
サービス料はオレが払うべきだ、と
夫と娘にどつかれながら楽しい友人たちが帰るのを
見送った。





(=ΦωΦ=)



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category: こころ

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ふたつの良いこと  







表通りの別荘には、大型のマスチフが飼われている。
いつも2階からバウワウッと重低音で吠えるのでオレも通りかかるたびに震える。
そのマスチフ犬が、きのう脱走してオレんちの近くまで来た。
そして、外で遊んでいたオレの娘・ちびに襲いかかったのだ。

牙をむいてちびに突進するマスチフにタックルをかますも間に合わず、
オレは無力に「ノーーーっ!!」と叫ぶだけ。
マスチフの速さと迫力に負けることなく、
ちびは黒豹のようなスピードで逃げ切って、
まっすぐな松の木のてっぺんまで登って逃げた。


きょうは2つの良いことが起こった。

ひとつは、ちびがマスチフにかみ殺されずに良かった!
もうひとつは、
追いかけられたのが心臓病でどんくさい猫・たまじゃなくて良かった。
たまだったらマスチフに捕まっていたと思う。
ちびだからこそ逃げ切れたと解る。


木から落ちそうになりながら降りてきたちびは、
足の爪がたくさん剥がれて血だらけやったが、体は無傷。
帰還した母猫・ちびをねぎらうたま。
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よっぽどおそろしかったのだろう、
ちびはめずらしくずっと甘えてきて、
ふだんは絶対に載らないテーブルのうえまで上がってきた。
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 かぼちゃプリンでお祝い。



夜はオレの指をチュッチュっ吸いながら眠ったちび。
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うちの猛犬たちが外に脱走して
よその人や犬猫に危害を加えんよう、
オレらもよくよく気をつけよう。





(=ΦωΦ=)



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category: ブログ

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そだててくれてありがとう♪  








5月の第二日曜日は、ブラジルでも母の日。
すべての人は母親のおなかから産まれる。



オレの敬う僧侶・山崎弁栄聖者はこうおっしゃった。


 幾千万年を経て
 アミーバ底の単細胞から
 人間にまで進化して来たと進化論はいう。

 今その道程を
 人の子は母の胎内に一細胞として宿ってから
 わずかに10ヶ月間に
 その道程を経て人の子として生まれ出る。

 また過去1000年の間も続いていた暗でも
 ろうそく1本ともされる事によって
 一瞬にして消滅する。

 お念仏申せば
 み仏の胎内に宿るがゆえに
 このつまらぬ凡夫が
 仏の子として生まれる事が出来るのである。

 凡夫の無始の無明も
 如来の光明に照らさるれば
 即時明るい心になる。





すなわち、乱暴なオレ解釈で言えば、


ブッダを念ずれば
ブッダの体内に宿ることができ
ブッダの子となれる
   (ゆきゑ節)




っちゅうわけで、
田川の母と、ブッダと、
オレは2人のオカンを持つことになる。






ところで、
死んだ者は、輪廻転生するにあたり、
来世どこに宿ろうか、と
宿るおなかを探して選ぶという。

オレもかつて、オカンのおなかを選んで宿ったのだ。
その24年前にオカンは、ばあちゃんのおなかを選んだ。
オトンは、坑夫だったばあちゃんのおなかに宿った。
そしてうたは、オレのおなかを選んでやってきた。





そんでからよ。
昨今のオレは、
産んでくれてありがとう、以上に、
育ててくれてありがとう、の念に
つよくとらわれている。


はっきり言うてしまえば、産むのは誰でもできる。
オレのような母親としてちぃとどうか…っちゅう者でも
産んでしもとるんやけん。
大切なのは、育てることだ。
この『育て』を誤ったろくでなしの親のなんと多いことか!?

子どもはお前のマスコットではないのだ、
っちゅう思いをオレに抱かせる親のなんと多いことか。
ちやほやちやほやしやがって。
自分の叶わなかった夢を追う身代わりに仕立てようとしやがって。
しっかりしてくれ、と思う。
もっと客観的にわが子を見よ、と思う。

子を本当に愛するならば、厳しい対応をする必要も絶対にあるのだ。
そうせんと大人になったときに、
社会というジャングルを自分で伐り開くことができん
弱く卑しい人間になってしまう。





さきほど読み終わった本は
『東京タワー/リリーフランキー』。


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もう3度も読んどるのだが、
筑豊の母のなかの筑豊の母、っちゅうオカンが最高で最強だ。
五木寛之氏の『青春の門・筑豊篇』にも脈々と流れている川筋気質が
そのまんま『東京タワー』にも在る。

リリー・フランキー氏の母上は筑豊は宮田町に生まれ育つ。
筑豊は田川の炭坑住宅に一人暮らししていた
オレのばあちゃんを彷彿とさせる。

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ひ孫のうたのことも
とてもかわいがってくれたばあちゃん。


今はもう他界したばあちゃんが
どこにおろうとも
あかるい光に包まれとることを祈ろう。

Feliz Dia das Mães.




(=ΦωΦ=)


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アンティーク風ペイント仕上げ  







アンティーク風に椅子を塗るぞ、のつづきじゃ。


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ファースト・ステップのペイントが乾いたあとは、
白ペンキを各椅子に塗ってゆく。
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かすれぎみにわざと塗るはずが、
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 塗るのが面白いもんやけん、
 ついついぬりすぎて
 真っ白白になってしもた凹







あーあ凹
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仕方ないので、
シンナーをぬりつけて、それを布でこすり落とす。
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ゲッ、今度はざくっと落ちすぎたーー、
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なかなか加減がむずかしい。
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なんとかかんとか・・・完成、っちゅうことにしとこう!


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・・・とオレは満足しとるんばってん、


夫は
「ペンキぬりたてで乾いてないみたいやねえ」と笑い、
娘は
「うわっ、もっと汚くなった!」と悪態をつき、
ファビオは
「俺が紙ヤスリでけずってやろう」と憎たらしいことを言うのだ凹

ちぇーーっ。





(=ΦωΦ=)


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オレ、しゃかんしゃん  







雨の季節に突入したようだ。
毎日、雨がふる。
夜中はずーーっと降りよる。

雨により、玄関脇の地面が陥没してしまったので、
セメントでぬりかためることにした。



日本でセメント作業をしたことがないばってん、
ここブラジルではとても易しい作業だ。
ただし体力は要る!



セメントの粉と砂とを2:3くらいで混ぜる。
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ざっくり混ざったら、水を加える。
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練るネル混ぜるまぜる。
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オレはいま腰を痛めとるけん
今日はファビオがぜんぶやってくれた。





陥没した箇所に瓦礫を敷く。
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ソースを流し込む。
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棒の先に板をくっつけた自作のぽんぽん叩きで、
どんどん平らに叩き伸ばしてゆく。
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平衡を保ちながらまっすぐに伸ばす。
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バレン(コテ!?)で丸く円をえがくように均してゆく。
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またママちゃんが何かしてまちゅねっ、と、ちび登場。
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じっと応援するのに飽きて、
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近づいてくる。
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足あとスタンプでちゅねっ🐾
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 だめでちゅよっ!




ところで、タイトルの『しゃかんしゃん』、
意味のわかる人は、ディープな方言エリアの人やろな、
わっはっは。



(=ΦωΦ=)



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初めてのお客さんは  








レストランをオープンさせて、はや1ヶ月。

ようやく、初めてのお客さんがいらした。

正確には、
お客さん本人がいらしてくださったのではなく、
お客さんが雇ったモトタクシー(バイク便)の運転手が
うちに料理を取りに来てくれたのだ。

料理を注文してくださったかたは、
わが家の前のアリトゥーバ湖の反対側のレストランにいた。
ブラジルはふところの大きな国で、
レストランにいながらにしてよその店の料理を出前とったりできる。
うちらもよそのレストランのテーブルを回って巻き寿司を売っていたが、
レストランの店員さんに追っ払われたりはせんのだ。



宅配のご注文は、
『チキンカレーをジャスミンライスで』。

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ジャスミンライスをご存知、っちゅうことも
とてもうれしかった。


しかしいちばんうれしかったことは、
そのお客さんがオレの友人や知人ではなく
友人の紹介でもなく
ツテも義理もなく
ただただ一直線に
レストランゑんのインスタグラムをみて
『この料理を食べたい』と欲してくれたことだ。


チキンカレーを運ぶモトタクシーが去ったあとは
またお茶をひいとる銘ホステス(酩ホステスかしら…)のオレ。
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イグアナちゃんがのそのそとやってきて、
ベランダにあがろうと見せかけて、
うんちだけして去って行った。






レストランゑんでは、トイレだけ借りるお客さんも大歓迎。
ベランダや礼拝堂でゆっくりしてっておくれ。






(=ΦωΦ=)


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肉を食え  






恐竜のようなゴジラのような、イグアナ。
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すんごい強くておそろしげに見えるのだが、
イグアナは、殺生はしない。
完全なるベジタリアンだ。


うちの犬たちは、イグアナのうんちを食べる。
イグアナのうんちどころか、
レンガとか石ころも糞のなかに混ざっているので、
うちの犬は、正真正銘の雑食、といえるだろう。




さきの写真では、
たまがイグアナをじぃっと見ているのだが、
たまは、野生の本能のまま、狩りを日々楽しんでいる。
イグアナやトカゲやねずみを相手に、
狩猟と殺戮を繰り広げているのだ。




しかし、たまの母親であるちびは、
決して殺生しない。
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こないだも、迷い込んできた小鳥を
たまから守った。
ちびはずっと前から小鳥のことはいつだって庇護する。

同じ猫で、しかも親子なのに、
この違いはどこからくるのだろうか。




これはもう、親子だから似ている、とか
人間だから、とか、猫だから、というのではなく、
唯識の問題なのでは、と昨今のオレは考えている。

たまにとって小鳥は『獲物』で、
ちびにとっての小鳥は『守ってあげるべき弱い者』。

オレにとっての鶏肉は『食べ物』で、
うたにとっては『どうぶつの死体』なのだ。



うたは未だに肉を食べられずにいる。
鶏肉や牛肉・豚肉を食べる行為を、
「ちびやたまを食べるのと同じようなもの」
と、説明づけている。

これはもう生理的なものなので、
どうにもならんことだとは解る。



しかしどうにも解せぬ点もある。

死体を食べることに抵抗がある、というが、
うたは鶏の卵は食べる。
鶏は、草だけでなく、オレの食べ残しの動物の肉や骨を
ばりばり食べて、それを養分として生きている。

仮に、うたが卵も魚も食べない完全菜食者だったとする。
しかし、うたが食べている野菜が、
動物の屍や骨や糞を養分としていないと
どうして言えるのだ。





こないだ、でっかいハンバーグをお昼に焼いた。
うたが鼻をぴくぴくさせて
「おいしそーーーう!」と言う。
「食べてみらんね」と、薦めたのだが、
一口食べて、ダウンしやがった。

「ねえ、豆腐ハンバーグを作ってよお」
 と、半泣きでうったえるうたに
 飛び蹴りをくらわしてやった。





うなぎの味をまねて植物性のみで疑似うなぎ蒲焼きもどきを作るとか
鶏肉を使わずに植物性のみで鶏唐揚げもどきを作るとか、
そのような精進料理をオレはバカにしている。

そんなんしてまで鶏の唐揚げが食べたいなら、
鶏の唐揚げそのものを食いやがれ、ばかっ!
ハンバーグが食べたいから豆腐で作ってくれだと!!
おまえには2度とハンバーグを食べさせん、ボケっ!




お外を散歩しとる馬を眺めながら、
オレが300gのハンバーグを2つ平らげたのだ。
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そういえばブラジルは馬を食べんなぁ、
馬刺しを食べたいなぁ、
あぶらっこいタテガミとか最高だよなぁ、
などと思いながら。




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仏教では動物も穀物も植物も石ころもぜんぶが命。
仏性をもっている、と考える。

牛や豚だけが『いのち』を持っていて、死ねば屍となる、
といううたの考え方がオレにはしっくりこないのだ。


土は養分として摂取されて植物となり
植物は動物に摂取されて動物となる。
草食動物は肉食動物に摂取されて、肉食動物となり、
糞尿は、土とともに養分となる・・・
すべては連鎖しとる。

すべての命は切れ目なくつながっている。
命を自分の命として頂く=それが『いただきます』。

そして、
命をいただくことに手をつくした人々、
育てたひと・捌いたひと・
小売りしたひと・料理したひとたちへの
感謝のことばが『ごちそうさま』。

いただいた命をみずからの命の糧として
無駄にしない生き方をするのが本当の不殺生戒。





(=ΦωΦ=)


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アンティーク風ペイント  







NATAL近郊で、流行っとるんよ、こういう家具が。
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完全オリジナルで我が道をゆくうちのレストランにも
こういった流行ものを少し取り入れてみよう、と思い、
サンパウロ時代から大切に使っている椅子が
だいぶんボロボロになってきたので、
リフォームをかねてアンティーク風に塗り直すことにした。





もとの椅子がコレ。
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これを、カラーペイントする。
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「またママちゃんが何か始めましたねっ」
 と、遠目にみていたちびも、
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いい匂いでちゅねっ、と寄ってくる。
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第一段階のペイント、完了。
DSC_0190.jpg

 乾いたあとには、この上から白ペンキをかすれ気味に塗る予定。

『はやく乾かんかな。
 明日はいよいよ仕上げるぞ♪』

  と、大満足でわくわくしよったら
  うたとファビオが言うのだ。








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「うわっ、きったなっ!!
 なんちゅうヘタクソな!
 3歳児でももっと上手に塗るぜ」。





(=ΦωΦ=)


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ブラジルのゼネスト  







先週末からブラジルは
全国的なゼネラルストライキ中。

ジルマ大統領を弾劾にてひきずりおろしたあとの
テメル政権は、
これまでの雇用体制を改革したり、
年金の受給年齢を上げるなど、
法を変えようとしている。

ブラジルの法では、正規社員としてしか人を雇えないことになっている。
それは外国人のオレに対しても同等で、
オレも労働者手帳を作ってもらえた。
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DSC_0124 のコピー

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雇い主は
社員をかならず保険に入れなければならないことを義務づけられているので、
会社負担で健康保険に入れてもらえていた。

すべての労働者は法で守られ
手厚い待遇のもと労働にいそしむことができたのだ。



しかしテメル政権は、
これからは日本のように、アルバイト雇用を認めようとしている。
低賃金で遣える人を好きなように使い捨てる社会に
ブラジルもなろうとしているのだ。




それらの行政改悪に断固反対する民衆、
労働組合や農民運動(MSTやCUT)、市民運動も合流しての
大規模なゼネラル・ストライキ。






5月1日、
労働者の日の今日は、
オレの好きなラッパー・エミシーダが
サンパウロで無料ライブをやる。
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 パウリスタ大通りで、だったのだが、
 場所と時間が変更になり、
 ヘプブリカ広場( Praça da República)にて
 16時から。無料。



わが街NATALでも、先日は大規模なデモが行われたばかり。
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Fight the Power!!!





権利を守ろう!







(=ΦωΦ=)


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