ビキニcomブッダ@ブラジル

                                          BRASIL連邦共和国 Rio Grande do Norte州の海辺にて                                                  ビキニで暮らす仏教徒の『ゑん』な日々♪

高き・低きの比較  



今夜はどこに飲みにいこうかしら、と飲食店を選ぶ際、
店の客層を思い浮かべて飲み処を決めることがある。

『今夜はゆっくりだらだら気遣いなく酒を飲みたいなぁ、
 同伴するのはヘヴィスモーカーの友人やし。』っちゅうときに、
入った居酒屋の臨席に、幼子連れで酒を飲まない家族がおったら、
だいぶんしょんぼりする。
やけんそういうときは、ガキが決して敷居をまたげないような
硬派な居酒屋を選ぶもんね。

で、ここブラジルNATALでも、
びんぼう人の客が子だくさんで来て
がちゃがちゃうるさく騒がれるのはいやだわ、とか、
わたしくはキラキラに着飾っとるのに
臨席のご夫人はTシャツ短パンビーチサンダルでスッピンだわ、とか、
いろいろと店選びで思うところのあるかたはおる。

そのあたりを差別化してほしい人が選ぶのが、
エアコンがある店、駐車場が広い店、
内装外観の豪華な店、などなど。
ほったて小屋のような外観の店に、お金持ち層は来ない。
NATALはとくにその傾向の強い土地柄といえる。

つまり、よ。
金銭をかけ、ある基準の雰囲気をかもしだせれば、
味は日本のファミリーレストラン並みでも客がつく、
そういう傾向もある、ともいえる。

サンパウロでも、その傾向は定着しておった。
しかし、NATALより食文化が進んでおったサンパウロは、
決してこぎれいではない店でも、味が良ければ客はついておった。
文化としての食は、日本のそれに近くなりつつあったのが
巨大商業都市にして、外国人も多く暮らすサンパウロ。

日本の食文化のすぐれた点は、
たとえみてくれが悪かろうが
テーブルが油でぎとぎとやろうが、美味ければ客が来る、っちゅう点。
少々清潔感に欠けることすらスタイルとなり評価される店も多々ある。
オレ自身も、気取ってて美味くない店よりは、
汚くて飾りっけがなくても人の創り出す味の美味い店を選ぶ。

わが『ゑん』も、そちら寄りの店だ。
熱心に清掃にはげんどるけんテーブルが油でべとべと、っちゅうことはないばってん、
ぴっかぴかのギラギラは、オレ好まんのだ。


田中木叉上人(←リンクありクリック)はこうおっしゃっておる。

 水仙とくらべたら高くても
 杉に比べたらまだまだ低い
 何と比較するか 
 比較対象の高いひとを
 『人格の高い人』という。



比較対象はひとそれぞれちがい、
めざすものは各自ちがう。
高き・低きも、それぞれの見方で変わる。


オレにとっての杉は、五つ星レストランではない。
オレにとっての杉は、
オーナーシェフがじっくり作る自信料理を提供するレストランだ。







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 新鮮な海老が手に入ったときのみ作ることができるクーンチェンナンプラー。

こういう料理に価値を感じてくれるかたが来てくれるといいな。


家族や友人に胸をはって出せるもんしか、オレらは客に提供しない。
僧侶の料理人がていねいにこしらて
オレら家族がこころから美味いと思う料理。

それをおなじく『美味い』と感じ、
なおかつオレらが醸すこの場を
面白がりくつろいでくれる人が来てくれればいいなあ。


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