ビキニcomブッダ@ブラジル

                                          BRASIL連邦共和国 Rio Grande do Norte州の海辺にて                                                  ビキニで暮らす仏教徒の『ゑん』な日々♪

よい教育ってなんだ?  



ブラジルは選挙戦、まっただなかである。
10月には大統領選があるんよ。

先月、大統領候補が自家用飛行機の事故で亡くなったが、
この事故の真相について、
CIAが殺した、などという穏やかでないうわさが
まことしやかにささやかれとる。
っちゅうのも、現大統領のジルマを、
アメリカはよく思ってないのだ。
アメリカのいうこと、ひとっつもきかんけんね。
ロシアと仲良くしとることも気に入らんっちゃろうね。

だからアメリカとしてはジルマ以外に大統領になってほしく、
かといって、対、亡くなった候補だと勝つにはちぃと弱く感じ、
亡くなった候補と共闘しとった女性が新候補として名乗りをあげ、
この女性候補がなかなか有力、っちゅうシナリオができたんかもしれん。




さて。
つねに市民に求められ、
選挙ともなると声高らかに叫ばれのは、
『良い医療を。良い教育を。』



良い教育ってなんだろうな? 
一定の学力の水準を満たすことかな?
さまざまな考え方があろうが、
娘・Uの学校は、公立校であるが、
オレにとっての良い学校の基準を満たしておる。


この学校の教師は、地元民が大半を占めておる。
必然的に、生徒とも近所に暮らしていることになるので、
生徒がちいさな子どものころからお互いを知っているのだ。

としごろになり粋がった生徒が、
かっこつけた言動をしたり、ふてくされた態度をとると、
教師は、
「おまえ、ガキんとき女の子に泣かされよったくせに」とばらす。
「おまえが赤ん坊の頃は、自分のうんち食べよったろうが」と追い打ちもかける。

アウトローになろうとしても、先生をはじめ近所の人々の目が
どこまでも行き届いているので、わるさはできない、っちゅう仕組みだ。

学業の水準うんぬんより、
オレは人間形成としての教育を重んじたいので、
この学校をとても好きだ。
かつて娘が通っていた私立の学校には、
勉強のできる、否、勉強しかできないくそガキが、いっぱいおった。
やつらは自分の食べた食器も洗わないのだ。


公立校は、教員の給料が安いことから、
先生が授業に熱心じゃない、など、悪評が高い。
ばってん安月給の教師だって、人間味あふれるひともおる。
ぜんぶがぜんぶろくでなしではない。

娘の学校は、有志あるスペイン語と英語の教師が、
授業のあと、希望する生徒にむけて
無償で教室を開いてくれとる。
立派な先生たちやなぁ、と、ありがたく思う。


娘の学校に限らず、公立校にはいい点もある。
いまの法律では、大学受験に際し、
公立校からの入学者と私立校からの入学者の
パーセンテージが決められているので
公立校の生徒でも国立大学への入学のチャンスがある。
白人と有色人種も割合で合格数が設けられておった。

これについては、
「学力だけをみていない」
「逆差別だ」っちゅう向きの反論もあるが、
貧富の差が大きいブラジルにおいて、
有色人種のほうが低所得なブラジル社会において、
貧困層にもチャンスを、と、いろいろなことを試してみるブラジルの法律を
オレは好きだ。

雑草のようにたくましく育つ、っちゅう点でも
オレはブラジルの公立校をうやまっている。
トイレに紙がない、とか、給食がおそろしく祖末だ、とか
休み時間中に給食の配膳が終わらない、とか、
勝手にいつでも休校にしやがる、とか
そげなちっこいことはオレには、どうでもいい。

どっしりと根を張った大木のよう強く、
乾いた大地にふりそそぐ雨のようにやさしく、
内側に丸ごとひとつ太陽を抱えとるような暖かい人間に育ってほしいだけだ。



ブラジルでは投票は義務づけられており、行かんかったら罰金だ。
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罰金どころか、『公務員になれない』などの罰則も設けられとる。
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その制度はたいへん良い。
日本もそげな法律を設けりゃいいけど、
いまの政権は、けっしてそんな法律を作らせはせぬやろうな。

つぎは『よい医療とは?』について書く。


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コメント

なるほど…

文章内容に全くの迷いがない。

それは正論だけどと云々と言い返す

隙間がない…。言われてみればその通り

私なんか、地元の公立中学に娘を入れるのにかなり抵抗ありましたからね…。
主人に一喝されました。あんなタイプだからこそ、ヤンキーもいる地元、色んなタイプの子供たちの中で視野を広げ、色んな価値観があると言うことを理解してほしい
に対して、いじめられてきっと不登校になる。(実際になりました)が何とか克服し
一皮剥けました!娘は周りに流されず…
勉強に励み頑張っていて振りかえると地元の公立で良かった…と言ってました。
私立校の良さもあると思いますが、経験て
本当に人を成長させてくれるとのだと理解できました。と言うバカ親の話でした。
(あっ、親バカ?)
思いやりの心、確かに財産です!!
悪口言ったり、意地悪したらやっぱり跳ね返ってきます。時に人間は心がささくれる不完全な生き物でもあります…
死ぬまでに『優しさA級ライセンス』を
取得したいと思います!!(* ̄∇ ̄*)
これは司法試験より難しいですが(笑)

URL | のん #-
2014/09/18 00:44 | edit

こんにちは☆

今日の記事の〝よい教育〟についてはホントに共感できますね☆
僕も子供ができたら絶対ブラジルで育てたいと思っています!
日本人よりブラジル人の中で育てたい!
ポル語と日本語の入り乱れた生活の中ですくすくと雑草のように育って欲しい!
ブラジルで生活していればおのずと僕の日本人度も強調されると思うのでそれでインターナショナルな大人になってくれれば幸いです(笑)
まぁ、とりあえずまずは嫁さん探しかな(笑)☆

脱線しましたが、ブラジルの公立校好きだなぁー☆

URL | nipul #Ya9ewGVs
2014/09/18 01:39 | edit

のんちゃんへ

のんちゃんのご主人、気骨があるなぁ。
父親っちゅうのは娘のは甘いもんで、
ぜひ私立校に、と主張しそうなのにね。
娘ちゃんもよくがんばったんやね。立派や。
オレはもし経済に余裕があったとしても、ブラジルの私立校には入れたくない。
以前、職場から強制的に決められ入れた私立校で
もう懲りた。
娘がおもしろいこと言いよったよ。
「●●(まえに通ってた私立校)は、ひょろひょろでなまっちろい。
 ○○(公立校)は、ゴボウみたいでたくましい。」
生っ白いひょろひょろより泥付きのゴボウのほうが断然オレ好みやん。

URL | 菌玉ゆきゑ #-
2014/09/19 21:32 | edit

nipulさんへ

10才で渡伯してきた娘が、ブラジルの公立校でやりとげたのは、
すべて娘の根性のおかげだ。
通い始めた半年間は、ポルトガル語が何も理解できずに、
ただ座っているだけ。
しんどかったやろうなぁ、と思うが、その努力は財産になったろうね。
いまでは成績も1等賞の娘であるが、母国語でないポルトガル語で学校生活を送るのも
わりと疲れるごとある。
「学校ではポルトガル語で考えて話して、
 家に帰ったら日本語でなんも考えんで話しよるけん、
 たまに学校の帰りのそのまま友達んちに泊まりに行ったら
 ずーーっとポルトガル語で考えて話さなならんけん疲れる」て言いよる。
nipulさんがブラジル人と結婚するのも難関やろうなぁ。がんばりたまえ。

URL | 菌玉ゆきゑ #-
2014/09/19 21:39 | edit

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