ビキニcomブッダ@ブラジル

                                          BRASIL連邦共和国 Rio Grande do Norte州の海辺にて                                                  ビキニで暮らす仏教徒の『ゑん』な日々♪

すぐ近くに命がある。  





ブラジルでは、青空市場にいけば、
生前の姿のままの子豚やニワトリがぶらさがっておる。
P1430170_20150331010156a7e.jpg

P1260493_20150331010150a45.jpg

 発泡スチロールに並べられた切り身などは、高級スーパーにしか売っとらん。



わが家の近隣では、よりいっそう、
命をいただく、っちゅうことを強く感じる。



青空市場では、生きた鶏やカモやホロホロ鳥が売られており、
P1400324_20131224192057a1a_201503310101555d7.jpg

P1540508.jpg

P1400334_201503310101540d1.jpg

 庶民はそれらを生きたまま買ってゆき、絞めて捌いて食す。



四つ足もいっぱい売っておる。
P1400332_20150331010152458.jpg

P1540512.jpg




牛も豚もオレの周囲に、たくさん生きている。

だからこそ、彼らの命を食べて生きている自分、について
深く考えるようになった。


昨今のオレは、子豚やら子牛、
動物の子どもを食べるのはもうできんくなった。
DSC_0596.jpg

DSC_0605.jpg



子牛、ものすごかわいいんよ。
DSC_0608.jpg



話せるような気がするぐらいかわいい。
DSC_0614.jpg



牛たち、牛乳おじちゃんの言葉はぜんぶ解るようだ。
DSC_0625.jpg

 オレももっと仲良くなりたいなぁ。



牛の赤ちゃんや豚の赤ちゃんが身近におる今、オレはもう
子羊の煮込み、っちゅうような、
日本では垂涎もので食らいついていたフランス料理も
2度と口にしたくない。
この自分の変化について、
自分が良い人間になった、とはひとつも思わない。
その反対で、ひ弱なろくでなしになったように感じとる。


牛乳おじちゃんはとても立派だ。
おっぱいをおいしくするためには、牛をとてもかわいがる必要があるのだ。
ビーチをどこどこ駆けて毎日散歩させとるし、
草原にも朝早くから夕方まで連れてゆく。

機嫌をそこねると牛たちはおいしいおっぱいを出さんくなるんて。
乳牛を大切にそだてて、牛乳を売る生業を、
ていねいにいっしょけんめいやっている。

そして、
乳がでなくなった牛は、肉として売る。
かわいがった牛を、食肉として売る。
つらかろうと思うのだ。
それができる牛乳おじちゃんは、立派だ。



いまのオレは鶏すら絞めきらんやろう。
どんどん弱くなっていきよる。
ひよこを飼って育てても、
産んだたまごを食べるくらいしかできそうにない。
P1540485.jpg

P1540505.jpg

これじゃだめだなぁ、つくづく思う。




西洋社会では
人間は特別で ほかの動物たちは人間のたべものとして
神がお創りになった。(と肉食者は聖書を拡大解釈している)
なので動物を食べることに抵抗がない。

東洋人はあんまり肉食をしてこなかったが
仏教でいう「殺生をするな」とは
動物に限ったことではない。

仏教では動物も穀物も植物も石ころもぜんぶが命。
新陳代謝。
無機物は有機体となる。


土は養分として摂取されて植物となり
植物は動物に摂取されて動物となる。
草食動物は肉食動物に摂取されて…すべては連鎖しとる。

すべての命は切れ目なくつながっている。
命を自分の命として頂く=それが『いただきます』。

いただいた命をみずからの命の糧として
ムダにしない生き方をするのが本当の不殺生戒。



自分が手をかけて殺すことのできる生き物だけを食べる暮らしがオレの理想だ。
魚は釣り上げてさばくことができる。
牛や豚を殺すことは永遠にできないだろう。
しかし鶏なら、苦しませずに上手にしめることができるようになれるかもしれん。
タイ料理にも、最初のスープの段階から、鶏は必須だ。



今月は、2組の来客がある、民宿『ゑん』。
ようこそいらっしゃいました料理として、
Galinha Cabidela という特別料理をふるまいたくファビオと話し合っとる。
cabidela2_20150701191608327.jpg

RecandodosAmigos_DeColherVemMais_01_201507011916134cf.png


生きた鶏をしめて、すぐに抜いた血と塩で、
肉を炊くというこの料理。
とても美味なのだ。

鶏をしめるところから参加して作りたいと思っている。


クリック♪ 
関連記事

AD

category: 仏教・哲学

thread: ブラジル - janre: 海外情報

tb: 0   cm: 8

コメント

oi☆

大自然の中で命と近くで生きているゆきゑさんの言葉だからこそリアリティーがあって深く感じますね。
民宿〝ゑん〟はもうオープンしてるんですね♪
Galinha Cabidela 、スゲー!!!
ぜひ製作過程を記事にして下さい(笑)☆

URL | nipul #Ya9ewGVs
2015/07/04 01:46 | edit

ウチの旦那は持論など持ち合わせては
おりませんが、育った環境から
食べる為に生き物を自分の手で殺す事は
当然と思う人で、鶏は勿論、山羊も
絞めるらしいです。
実際2ヶ月程前、旦那の母親の誕生日会
では友人から山羊を贈り物に頂き、
絞めて捌いて料理し、参加者に
振舞ったとか。
私は昔、旦那の国に滞在中、台所に
生きた鶏を発見した時には内緒で
逃がしてしまおうかと本気で考えたり
しました。調理され更にもられた鶏は
喜んで食べるのに…

言いたい事を上手くまとめられませんが
生き物を頂くという日常の行為を
もう少し掘り下げて考えたくなりました。

URL | T子 #-
2015/07/04 17:51 | edit

nipulさんへ

沖縄の離島で、鶏をさばくのを手伝ったことがあるんよ。
とてもたいへんで工程がおおごとやったと記憶しとる。
それなのに、ファビオは『はやいぞ。5分でできる』と豪語しとる。
5分がどんなものか、ぜひこの目で見てこの手で触れてみようと思う。

URL | 金玉ゆきゑ #-
2015/07/05 03:03 | edit

T子さんへ

> 台所に生きた鶏を発見した時には内緒で
> 逃がしてしまおうかと本気で考えたり
> しました。
  ↑
わはは。よーーく解る。
そしてオレも同じく、お皿でおいしそうな湯気をたてとる料理は喜んで食べるのだ。
でもね最近、グルメの人が、
子羊のローストが、とか、フォアグラが、とかいうとるのに嫌悪を感じるようになった。
いまオレのよこで、ちびが生け捕りにしたトンボをタマがばりばり食べよるけど
それとはまったく『命をいただく』ことが違うと感じてね。

URL | 金玉ゆきゑ #-
2015/07/05 03:18 | edit

心を打たれました。
T子さんとゆきゑさんのじょうきょうに強く賛同いたしました。
私もフォアグラの経緯を見て食べなくなりましたが、勇気がなく豚や牛が精肉になる過程をまだ見ることは出来ません。ベジタリアンのじんせいには程遠く、自分に矛盾を感じています。

URL | たまごうり #-
2015/07/07 04:56 | edit

たまごうりさんへ

オレもたまごうりさんと同じく、牛の撲殺などをみることができんなぁ。
想像するだけで、胸がぎゅぅっとなる。
そんななかでも、こころを定めると行動がともなってくる、というか、
牛と豚をあまり欲しなくはなってきました。
体が受け付けなくなる日がくるような気もしとる。

URL | 金玉ゆきゑ #-
2015/07/07 20:15 | edit

とりあえずは鳥も牛も豚も、幸せな人生を送ったものをあり難く頂くということで、
ケージフリーだのグラスフェドだのオーガニックだの、ちょっと値が張り手が届きにくく、厳しい時もあるのですができるだけ心がけるようにしております。
最近日本のイルカのドキュメンタリーを見ました。拷問同然の酷いものでした。
少しずつ心がけていきたいものです。

URL | たまごうり #-
2015/07/09 15:31 | edit

たまごうりさんへ

そろそろ鶏を飼おうとしとるんやけど、
狭い場所に閉じ込めたくなくて、広めの場所を囲って放そうと考えとるんよ。
牛乳おじさんの牛のかわいがりかたをみていると、牛乳があんなに美味しくなるはずやなぁ、とつくづく解る。
うちの鶏にもおいしい卵を産んでほしいなぁ。

URL | 金玉ゆきゑ #-
2015/07/10 22:05 | edit

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://bumbumyukie.blog.fc2.com/tb.php/1050-d8d76bc4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)