ビキニcomブッダ@ブラジル

                                          BRASIL連邦共和国 Rio Grande do Norte州の海辺にて                                                  ビキニで暮らす仏教徒の『ゑん』な日々♪

いんちきするな!  




股、『書き込み制限を受けています』とのことで、
股股コメントに返信できんごとなっとる。

股に食いこみ状態、っちゅう感じか?!
はやく小股の切れあがった女になりたいものである。

一時的に、FC2サイドの調査により解除してもろてコメントも返せるようになったのだが、
ふたたびすぐに返信できんごとなって、
ユーザー様のブログにつきましては、他の複数のユーザー様より
苦情が寄せられました為、一時的にブラックリストに設定しまして、
調査を行っております。
 のだ♪

根気のあるクレーマーもおることやなぁ。
さきほど波縫い10cmで集中力を失ったオレに分けてほしい根気である。



ブログ記事は投稿できるようなので、
わが故郷・筑豊は田川の話と、父の話をもう少しつづけよう。

それに足して、タイトルの『いんちきするな』は、
3.11以降の日本政府に対してのオレの思いである。



筑豊といえば、思い浮かぶ文学作品。

古いものでは、
五木寛之の『青春の門』。
青春の門 筑豊篇

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この筑豊篇の舞台では、田川のことが色濃く描かれている。


新しいものでは、
リリーフランキーの『東京タワー』。

この作品も、筑豊の香りがすみずみまで漂っておる。



筑豊・田川は、かつて炭鉱で栄えた地である。
わが祖母は戦争で夫を亡くしたあと、
三池炭鉱にて、選炭婦として、朝から晩まで働きに働いた。
祖母の息子であるわが父も、おさない頃から坑夫として
ハードワークに勤しんだ。


炭鉱での労働の様子は、
亡くなった祖母や、父の話、そして書物から想像するしかないのだが、
約50年を筑豊の炭鉱坑夫として生きた山本作兵衛さんという画家の作品をみると、
息がつまる。

     山本作兵衛氏の絵画は、田川市石炭・歴史博物館(←リンクありクリック)に展示されておる。

低層炭の採掘
スラ曵きの女
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 セナを担う女
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役人に監視されながら
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男性も女性も過酷だったことがうかがえる絵画たち。

坑内は、狭く暗く、気温は40℃にも上がるほどだった。
女たちも上半身裸で働いた。
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幼かった父は、このような労働環境にて
乳房丸出しで働く母親をみて、どのような思いを抱いたろうか。
想像すると、掻き立てられるものがあり、胸が熱くなる。

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さて。
『炭鉱節』は、『コールマン・ソング』として世界にも通ずる
国際的な歌となっておる。
炭鉱で働く人々のソウル・ミュージックと呼んでもよかろう。




炭鉱節の歌詞としては、
下記のものが一般的である。
 ↓

月が出た出た 月が出た(ヨイヨイ)

三池炭坑の 上に出た

あまり煙突が 高いので

さぞやお月さん けむたかろ(サノヨイヨイ)

ひとやまふたやま みやま越え(ヨイヨイ)

奥に咲いたる 八重つばき

なんぼ色よく 咲いたとて

サマちゃんが通わにゃ 仇の花(サノヨイヨイ)



あなたがその気で 言うのなら(ヨイヨイ)

思い切ります 別れます

もとの娘の 十八に

返してくれたら 別れます(サノヨイヨイ)

お札を枕に 寝るよりも(ヨイヨイ)
月が射し込む あばら家で
主の腕に ほんのりと
わたしゃ抱かれて 暮らしたい(サノヨイヨイ)

晴れて添う日が 来るまでは(ヨイヨイ)

心ひとつ 身はふたつ
離れ離れの 切なさに

夢でサマちゃんと 語りたい(サノヨイヨイ)


 
ほのかな色恋をつづっている春歌なのである。

 ばってん、この炭鉱節、
 もともとは、選炭唄、っちゅうて、
 石炭のなかから、ボタを取り除く作業をしておった女性作業員(選炭婦)が
 歌ったものである。
 その元祖・炭鉱節の歌詞は、なかなかの迫力だ!
  

炭が出た出た 炭が出た(ヨイヨイ)
そこで選炭婦が 苦労する
さおどりゃ桟橋じゃ 鉢をとり
ウロウロするのは お役人(サノヨイヨイ)

あなた三井の お役人(ヨイヨイ)
わたしゃ卑しい 選炭婦
なんぼあなたに 惚れたとて
よもや女房にゃ なさるまい(サノヨイヨイ)

わたしを見捨てて 他に花が(ヨイヨイ)
咲くと思うか 義理知らず
たとえ他に花 咲いたとて
わたしの恨みで 皆殺し(サノヨイヨイ)




 わっはっは!
 筑豊の女の気のつよい性質が
 よぅーくあらわれとる歌詞である。

 どんなことも『なにくそ!』とへこたれず涙をみせずに
 がんばった川筋気質の女性。
 そんな筑豊の女性の背中をみて育った幼きころのわが父。




このような故郷、そして故郷の人々を誇らしく感じとるオレであるが、
後ろ暗く感じとるとこもある。

筑豊近隣の市町村は、
生活保護番付の上位にランクインしておるのだ。

実際に生活に困窮し国からの保護を受けることは、
ちっとも恥じることではない。
恥を知れ、と思うのは、そんな人たちの裏側に隠れとる、
ずるく、こざかしい連中に対してだ。
不正に生活保護を受給しとる人は筑豊には多いとオレは感じる。
朝から行列のできとるパチンコ屋がやたらと多い町・田川。
親子3世代で生活保護うけとる家族の多い町・田川。


オレは小さなころから、そんなずるい大人や世帯をたくさん見てきた。
健康で働くちからのある体をもっているのに、
働こうとしない人々。
「○ちゃんがた、
 大きいテレビもラジカセもあって、うらやましい」とオレが言うと、
父は、かならずこう言った。

 「いんちきをしたらつまらん」と。


父は病院に勤めていたので、
急患がでると呼び出しをうけて
深夜やろうが休日やろうが病院にかけつけていた。
日曜日に父と遊びにいく予定がその呼び出しによりつぶれたとき、
オレはいつも泣いて怒った。
「○ちゃんがたは、おとうさん仕事しちょらんき、
 いっつも家におるやん。お父さんも仕事やめり!」と。

そんなときも父は必ず言うた。
「インチキをしたらつまらんとぞ!」と。

幼少だったオレは、インチキ、の意味もようわからんかったが、
おとなになった今は、よう解る。
父は、いんちきをしない生き方を自ら示した人である。


わが父は、生まれながらに右足の膝が曲がらない。
障がい者として認定されとるのだが、
彼が障がい者手帳を要所にて提示し始めたのは、ごく近年のことだ。

なぜ、障がい者手帳を今まで提示しなかったのか。
手帳を出したら、便利なことや特典がいっぱいあったのに。
(無料になるとか半額になるとか優先・特典事項は多々ある)


「自力でがんばれるうちは世話にはならん」ちゅうて、
意地をはってきたようだ。
「俺より困っとる人がようけおる」ゆうて。
ごく最近、本気で不便になってきた、と感じるようになったのか、
ようやく、手帳を示す機会もあるのだ、と言うとった。

それでも、今回のブラジルへの旅では、
空港や駅でも、車椅子や人の助けをいっさい借りずにがんばったそうな。
もうじいさんなんやけん意地を張るんもたいがいにせ、と思う反面、
そんな父を心から誇らしく思う。

そして、
そんな父に対してと、
炭鉱の町である故郷・筑豊に対して、
恥じない・いんちきしない生き方をするぞ、と
固く誓っておるオレ。サノヨイヨイ♪


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コメント

掘って〜掘って〜また掘って

かついでかついでひっぱって。
押して〜押して〜よよいのよい!

ブログ継続もいろいろ大変ですね。
コメント投稿できるかチェック中です!

遠賀川沿い育ちなんですよ。
でも今はふるさとは遠きにありて思うもの。なんですがね。

URL | くじら #-
2015/03/11 20:30 | edit

インチキして得た金で飲んだビールはまずいぞ。

今日の風呂上がりのビールは死ぬほどうまかったぞ。


あっはは!


明日は二日酔いです、ごめんなさい。

URL | 今日は久しぶりに銭湯行ってきたぞD7 #-
2015/03/12 00:30 | edit

ブログ記事は投稿できるようでよかったですね!
返信は気にしなくていいですよ。

今日の記事もとても勉強になりました。
炭鉱の労働が過酷だとは知っていていたけれど
女性が乳房出してまで灼熱の炭鉱を働いていたんですね。
そして「月が出た」の冒頭の部分しか知らなかったので
炭鉱の歌だったことも初めて知りました!!!
元歌も風刺的で面白い~。
お父様、とても立派な方ですね。
今のゆきゑさんがいるのも納得です。
こんな遠いブラジルまで頑張って来られたんだと思うと
読んでてほろりと来ました。
そういうエピソードも知った上で番組を見たら
またすごく感動しそう!

私が住んでいた実家の団地にも生活保護受給者がいました。
うつ病で外で働けず、という理由でしたが
ゴルフセット持ってゴルフに出かける姿が目撃されていて
近所ではあまり評判がよくありませんでした。
それから私が「!?」って思ったのは彼女と一緒に住んでいる
息子、18-20才、働いているか働いていないかくらいの年ですが
その息子宛のパチンコ店からのDMがうちのポストに間違って
入っていたんです。
ゴルフセットあるんじゃん、息子パチンコ行ってるのか・・・
と思うと彼女は働く意思がないだけなのかな、と思わざるを得ません。
ゴルフでちゃっかりリフレッシュして本当にうつ病なのかも
疑わしい・・
きちんと調査して、本当に必要な人だけに受給されたらいいのに。

URL | summereyes #-
2015/03/12 05:59 | edit

そんな苦境にもまけん母ちゃんは流石っす!!

URL | 鮭のきのこ #laIirjiw
2015/03/12 16:10 | edit

くじらさんへ

すごいじゃないか!
炭鉱節のふりつけをおぼえとる!
これを読むまでオレすっかり忘れとったっちゅうのに。
嗚呼、故郷よ!
うさぎ美味しいあの山!

URL | 菌玉ゆきゑ #-
2015/03/13 02:17 | edit

D7へ

あぶく銭は、身にも心にも残らんもんねぇ。
栄養にもならんし徳にもならん。
ビキニいっちょでも心は錦たい。

URL | 菌玉ゆきゑ #-
2015/03/13 02:22 | edit

summereyesちゃんへ

炭鉱の話、ていねいに読んでくれたんやね、とてもうれしい。ありがとう。
昨今の日本では、心療内科疾患の患者での受給者が多いんて。しかも若年層に。
この疾患についての見極めはむずかしいやろうなぁ、と感じる。
本物の裏にひそんでいる偽物がさらに多くなっとるんじゃないかな、と。
困っとる人を思いやって、いんちきする人が減るといいな。

URL | 菌玉ゆきゑ #-
2015/03/13 02:27 | edit

鮭のきのこへ

炭鉱の女、筑豊の女は立派やったよぁ。
オレのばあちゃんは、女手一つで男児を5人も育て上げてから、
えらい人よ。
それに比べるとオレは、女児を1人産んだだけでろくに育てもせんやった。
しかももうすでにその女児に家事を放り投げておる次第。
これも見方に寄っては、立派と言えるやか…

URL | 菌玉ゆきゑ #-
2015/03/13 02:35 | edit

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