ビキニcomブッダ@ブラジル

                                          BRASIL連邦共和国 Rio Grande do Norte州の海辺にて                                                  ビキニで暮らす仏教徒の『ゑん』な日々♪

おや、親、だめでちゅよっ  






ずいぶん昔のことであるが
著名な霊能者が「なんのために生まれてきたのですか?」の質問を受けての回答に
びっくりしたことがある。

「決まっとうやんか。美味しいもの食べて着飾るためよ」と。


ふうむ。
オレは食い意地もはっとうしビキニもいっぱい持っとるけど、
なんのために生きるか? と、きかれて、
「美味しいものを食べるため」っちゅうのは、しっくりこない。
度を超した美食は、醜いとすら感じる。
どこそこの店で、生後○日のどこそこの子羊をなんちゃらソースで、とか、
愚の骨頂だ、と思うのだ。


まあ、それでも、よ。
大の大人が、自分の稼いだお金で、何を食べようと文句はない。
オレがすかんのは、
ガキの分際で、あれがきらいこれがきらいと偏食することだ。
否、偏食するガキがきらいなのではない。
それを許す親がきらいなんよ、オレは。

世間には、わが子が美食なことを自慢する親がたいそうおる。
たとえば
「うちの子、イクラとウニが大好きで寿司屋に行ってもそれしか食べなくて困っちゃう」っちゅうような。
オレが親やったら、イクラとウニばっかり食べさせん。
第一に、寿司屋につれていかん。
そんな高価なものは自分で稼ぐようになってから食べさらせ、と思うからだ。
仮にオレが経済的にものすごくうるおっていたとしても、
わが子を一流の寿司屋には連れていかん。

なぜかというと、
贅沢なごちそうは、みずからの稼いだお金で食べてこそ、と思うからだ。

ばってん、独り立ちしたうたに経済力のみを追え、とは欠片も思わぬ。
収入が低いからこその喜びはある。
寿司もビキニも小道具でしかない。小道具が多すぎるのも、うるさすぎて感覚が狂う。

高給取りの旦那と結婚すれば、イクラとウニの舞い踊りが叶うかもしれん。
経済力のある夫と結婚することは、うたの実力だとオレは認める。
金持ちの夫を手に入れることができたのは、うたの力量だ。

しかし、もしうたが生まれながらに金持ちの家庭に生まれとったとして、
寿司屋でイクラとウニをたらふく食べることのできる環境にあったとしても、
それはうたの実力ではない。
経済的にゆたかな家に生まれたことは、ただの幸運だ。
やがて独り立ちせなならんのだ。あるいはいつまでも親にぶらさがるか・・・。

ガキの分際で、親の経済力を自分の実力のように勘違いするような輩は
ろくな人間に育たんやろう。
そんなティーンが成人しても、オレはお近づきたくないね。



自分の実力、すなわち稼ぎで、美味いものは食べたまえ。

 これが、オレの思いだ。



この思いには、多分に幼少時代のオレのやっかみが含まれとる。

オトンだけ食卓に一品多い家長制。
刺身はオトンに媚び諂いひときれふたきれ分けてもろうたもんだ。
おやつはくだものばかり。駄菓子屋にどれだけあこがれたことか・・・
おかずは茶系のきたない色ばかり。
野菜の煮物、焼き魚、味噌汁・・・彩りあるものは皆無やった。
どれだけねだっても駄菓子を買ってもらったことはない。
それはそれでオレの人間形成にいい影響もおよぼしとるやろうばってん
暗い影もあることはある!


このようなことを思い出したのは、
こないだすさまじいガキをみたからだ。

彼は、チョコレート菓子がつまったミニカーを欲していた。
そのパフォーマンスが最高に激しかった。

「ぼくの車を買ってくれーーー!」と、あらん限りの力で
叫び転がりまわり親をぶんなぐっておった。

このガキが十数年前のわが子・うた、やったとしたら、
オレはうたを蹴っ飛ばして冷たく言い放っただろう。
「これはお前のミニカーとチョコレートではない。お店のミニカーとチョコレートだ。
 オレはお前に、これを買わない。
 したがって、この車はお前のものではない」と。


で、現実の目の前の親は、彼にミニカーを買い与えた。
「わかったわかった買っちゃるけん静かにしてくれ」と。
ガキが勝ったわけたい。

子どもは親をよくみている。
子どもほど腕のいい交渉人はおらんかもしれん。
こんくらいがんばれば折れてくる、っちゅうことをようく解っとる。
だからがんばる。

泣き叫び・地面にねっころがってドタバタ作戦に1度折れた親は、もうだめだ。
あとは、なし崩し的に、ある頃合いで子どもの言いなりになるしかない。







こないだどこかで読んだ投稿 @ 居酒屋。
ガキ・「スマホで遊びたいよぅ、ギャーギャーギャーギャー」。
居酒屋の店員さん、親に注意する・「お子さんを静かにさせてください」。
親、しかたなくスマホを与える。
世間の批判・「最近の親は子どもにスマホ子守りしすぎる」。

居酒屋でスマホを与えた親の反論。
「このごろは幼児づれで入れる店が減りました。
 どこも、子どもの泣き声などに神経質すぎ。
 スマホあたえて静かにさせるしかないですぅ」

もうね。オレ、こんな親、だいっきらい。
オレなんか、うたを母子家庭で育てよるときは、
たまに延長保育したり、遠くの両親にうた預けて、友人と飲みに行く時間が至福やった。
大人が大人だけの空間で思う存分弛緩して酔うための場所。
それが、居酒屋やバーだ。
そんな、紫煙ゆらめく空間に
泣きさけぶガキを連れてくるやつ大嫌い。

こういう親は問題のすり替えもうまい。
「あなたにも泣き叫ぶ子ども時代があったでしょ」
「ちっちゃな子が寝ているのに隣の席で大声でさわがないで」
「赤ちゃんがここにいるのに煙草を吸うなんて!」。

バスの中と居酒屋の中を混同するな、ふぁっくふぁっく。




さっきのチョコレートミニカーのガキに話を戻すが、
ガキのわがままをゆるさんやった点だけはオレ、自慢できる。
うたのわがままに屈折したことは一度もない。
食べものの好き嫌いを受け付けたことも一切ない。
「これがきらいだ」と言うても「それを食べなさい」で通してきた。
それを食べるまでは次の食を与えんくらい徹底した。
それを食べねば餓死しかない、くらいの危機を感じてか
うたはどんなものでもいっしょけんめい食べておった。

いつだったか、朝ごはんを大量に食べるわが母子家庭において、
2歳児だったうたが、朝食を残したことがある。
「歯が痛い」などと言い訳するのだ。

ばかやろう、毎日歯をみがいとるのに虫歯のわけがない、
っちゅうて、はげしく叱りつけて、
なんだか赤いほっぺたをして反抗的なうたをチャリンコにくくりつけて
保育園に投入したあと、がしがしチャリをこいで通勤しとったら、
保育士から電話がかかってきた。
「おかあさん! うたちゃんおたふくかぜですよ。ほっぺたぱんぱんに腫れてるやん」。
・・・なるほど、おたふくかぜで腫れて痛いけん食べ物を噛めなかったのだな。

このことは、うたの人間形成にとって、いい結果をもたらしただろう、と思う。
ただし、深い陰もおとしたかもしれん。






いまの子どもはいろんな逃げ道を用意されとる。
給食も、むりして全部食べろ、っちゅう風潮はなくなったことやろうし、
なんでもかんでも、アレルギーだ、とか
精神疾患で逃げ切れる。


しかしそうなると、
本当に美味しいものへたどり着く行程が閉ざされたようなもんだと思うのだ。

楽して逃げてショートカット。



美味しいもの食べてきれいなビキニ着てガハハハ笑ってたい。

 この望みは、みずからの力で手に入れるからこそ、
 つきぬけて美味くて、心の底から笑顔でいられる。



ほんとの美味い・美しいを手に入れるには、
いんちきなしショートカットなしの道を選ぶしかない。
精神の鍛錬が重要な要素となるだろう。

そのためには、幼少時代からの親の力添えが多いに役立つと思う。


 ただし、陰を落とすこともあるが。










写真は、オトンが送ってきたもの。
DSC_0060 のコピー

DSCN0893_201601310943462ae.jpg


 初詣の様子と、もうとっくに溶けとる積雪の写真。



オレはずいぶんと
オトンにぶんなぐられ、はり倒され育ってきたけど、
この人の情、っちゅうか厚さは
みゃくみゃくと伝わって蓄えとなって、ずいぶんと内に積もっておる。


外食といえば、ホルモン焼きとか豚骨ラーメン屋とか。
しゃれたもんひとっつも食わせてもらえんやかったけどな。

 っちゅう多大に落ちてくる影もオレの人間形成上、大切な肥やし・・・かな。





(=ΦωΦ=)


ココナッツエンジェル
 プロポリス
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