ビキニcomブッダ@ブラジル

                                          BRASIL連邦共和国 Rio Grande do Norte州の海辺にて                                                  ビキニで暮らす仏教徒の『ゑん』な日々♪

いったいどうなるブラジル政府  






さいきんブラジル政治のことばかり書き連ねとる当ブログ。
日本に暮らすかたには関心のない内容やろうばってん、
ブラジル人を夫にもつ女性(ブラ妻、という呼び名があるようだ)や、
ブラジルに暮らす日本人へ、将来ブラジルに暮らしたいと思うとるかたへ、
そして、昨今のブラジルのニュースをみて
「ブラジルいったいどうなってんの?」っちゅう方に向けて
ちいとまた書いてみる。


まず、ほとんどのブラジル人がそうであるように、
ブラジルに暮らす日本人や日系ブラジル人の大半は、労働党を支持しておらん。
「びんぼう人にばっかり金をばらまきやがって」などという労働党に対する批判は、
サンパウロ日系社会で暮らしとるとき、よく耳にした。

移民なさった一世のかた、日系人は、おおむねブラジルで成功しとるんよ。
たいへんな苦労をなさり身を粉にして働いたことにより築いた地位だ。
教育の大切さもよく解っており、
ご子息を私立の学校にがんばって通わせて、レベルの高い大学を卒業させたかたが多い。
医者・弁護士に日系人が多いのは、このためだ。


先日、友だちのFacebook上で、
日系人・ブラジル在住日本人の多くのかたが持たれている意見を代表するような
典型的なコメントをみつけたので、
そのコメントに異見する、というスタイルで、進めさせていただこう。
(オレは友だちのFBコメント欄で友だちの友だち相手に大暴れはせんのだ)




 私は、今の政党は、教育に力を入れるふりをして、
 芸術やスポーツにばかり興味を向けさせ、学力を低下させていると思います
 (実際に、以前の公立校は欠席やテストが悪いと小学校でも落第があったが、今は無くなった)。


  ↑

今も、小学校でもびしびし落第者を出しとる。
サンパウロに暮らしとったときも、ナタールに暮らす今も。
今年は、集落の友人とこの子どもたち何人も落第した。
友人・ファビオんとこは長男も長女も落第した!

公立校には、芸術もスポーツも履修科目に存在せんのよ。
小学生・中学生・高校生、と、うたはさまざまな公立校に通ってきたけれど、
ほとんどアート・スポーツの時間はなかった。
あったとしても(たまーーにみんなで運動しましょう・工作しましょう、みたいな)、
少しも熱心ではなく、落第の有無に左右しない。



 学力が低い人達は低所得なので、
 ○○手当と称して一時金を握らせたり、最低賃金を上げたりすると、
 それで簡単に支持者になってしまいますから。
 しかも、国民の大多数が低所得者の国ですからね、一票は一票なので。
 服役者や犯罪者の家族に最低給料以上の手当てを支給するのも、
 公立校の生徒や黒人の血の入っている人にポイントをあげて、国立有名大学に入りやすくしているのも、
 国民の大多数の彼らに支持されるし、低学力なので色々と扱いやすくするためと聞いています
 (実際に、今年のUSPやUNICAMPの合格者のほとんどが公立校出身者だった)。


  ↑
 
このかたは意識してか無意識かわからんばってん、学力が低い=低所得、と言うとる。
それを打破するには、まずは平等に教育を受けられる環境をつくろうとした政策は、
素晴らしいと思う。
世界一格差の大きい国だったブラジル。
格差是正のための手段として、優秀な国立大学への門戸を貧しい層に広げた労働党・ルーラを
オレは賞賛する。

今年の枠決めでは、国公立大学に入れるパーセンテージは、
公立高校から50%・私立高校から50%となっている。
通常(日本では)は、成績の高い順に入学許可が与えられるのが大学入試システムだ。
しかしブラジルのこのシステムだと、
90点取得した生徒が私立高校生のなかに100人いたとしても、
50人ははねられる。
80点とった公立高校の生徒が50人、入学資格を得ることができるのだ。
(50%のなかから、さらに、
 所得額による枝分かれがあり、
 黒人・インディオ・パルドなど人種による枝分かれなどある)


私立高校に通っている友人の娘が、こう言うたことがある。
「公立のほうが頭わるくても大学はいりやすいからズルい」と。
夫・Welderはこう返した。
「じゃあおまえも公立に転校して
 公立在学中にエネン(共通一次試験のようなもの)受ければいいやん」。
そう、文句があるなら、公立に行けばいい。

悪環境の公立高校で、80点取るのと、
至れり尽くせりの私立で90点取るのと、どっちが難しいか、考えてみるといい。





 デモを見てもわかると思いますが、
 今回の国民側とPT側のデモの中身が違うと思いませんか?
 以前だと、破壊や略奪、放火もあったのに、
 国民側では、そういうことはありませんでした。
 逆に、PT側は有名人や歌手がいたりして客寄せっぽかったように思います。


  ↑

このかたは洗脳されとるなぁ。
国民側とPT側!?
どっちも国民やろうが。
ブラジル最大メディアのGloboがそんな書き方したけんね。
もうほとんどのブラジル国民がそんな感じになってしもとる。

で、13日の反政府デモへの参加をうながすためにも
テレビ俳優や歌手などがCMに出て呼びかけたよね。
どっちも同じ。

反政府のデモのなかに混じっていた赤いTシャツを来た労働党支持者が
暴力ふるわれたことが数件あった。
目くそも鼻くそもどっちにもいっぱい付いとる。



オレは日本人やし、パートナーがブラジル人というわけでもないので、
手に入る限られた情報
(自分で翻訳しながら読んだり、翻訳サイトを見たり、娘に翻訳させたり)の中から、
自分の信ずる情報を選び取るしかない。
ブラジル政治についても、完全に把握できとるとは言いがたい。


ばってん
娘・うたが実際に公立校に通っていることにより、
公立校におけるリアリティを知り得る利点がある。

公立校の実態が子どもを私立に通わせとる人より、よく見える。
外野には見えないことが、よく解る。


反政府側のかたがたについてのオレの率直な感想は、
『自分の子息さえよければ良い、っちゅう考えではないか』と。
正義をふりかざしてはいるけれど結局のところその真意は、
『高いお金をだして私立に通わせてるのに
 自分の子より成績のわるい貧乏人が同じ大学に入るのが許せん』のじゃないか、と。




 国立有名大学に入りやすくしているのも、
 国民の大多数の彼らに支持されるし、
 低学力なので色々と扱いやすくするためと聞いています
 (実際に、今年のUSPやUNICAMPの合格者のほとんどが公立校出身者だった)。


  ↑

日本と違って、否、日本より厳しく、
ブラジルの国公立大学は、きちんと履修しない者を卒業させたりせん。
本当に公立校出身生徒のUSP(日本における東京大学)入学率が高かったのなら
とても喜ばしいことだ。

公立校の子たちは、うたの同級生たちをみていても、
バイトして家計を助けてとてもいい子が多い。
女の子は掃除婦、男の子は大工の手伝いをする。
男女とも炎天下アイスクリームを売り歩いたりもする。
社会を知ってる・経験してるから、
こういう子のほうが、実技も身に付きやすいと思うし
社会に出てからも即戦力になると思う。

私立の子のすべてがそうだとは思わないが、
私立の子はおおむね、口ばっかり達者で、
大人より自分が偉いと思うとるあまちゃんが多い。
親の努力した収入により私立に通わせてもらっとるのに当然のように受け止めとる。
クグった情報をてめえの知恵だと勘違いしとる。
自分がググれることは大人にもググれる、とは想像もつかんようだ。
こんなガキをみていると
いっそ軍事政権に戻っておまえらが戦争に行きやがれ、とも思う。

そんな子よりも、貧しい家庭の子は、兄弟だけでなく近所の子どもの世話もするし、
いろんなことに長けてる子が多い。
男の子だってサッカーばっかして、って批判されるけど、
私立のなまっちろい男の子より、
よほど天変地異の際に女子供を救う生命力に満ちてると思う。

公立校の先生に対する悪評も高いが、
うたの学校にも良い先生はたくさんいる。
今年度の数学の先生は、
最初の授業のまえに昨年度の卒業生からの手紙を読み上げたそうだ。
手紙の内容は、
『先生のおかげで○○(NATALでいちばん優秀な国立大学)の希望学部に入学できました』。
この先生は、涙を流して喜んで、目の前の新しい生徒たちにエールを送ったそうだ。
「1年間ともにがんばろう!」と。




冒頭で『日系人・ブラジル在住日本人の多くのかた』と書いたが、
労働党に賛同しとる少ないかた、も、ちゃんとおる。
その数少ない友人たちは、自身の子どもを私立校に通わせたり卒業させたりしている。
広い視野と深い考えを持っとる人たちだ、とオレは敬っとる。
自分の家族単位ではなく、国単位、もっと先の未来まで見ようとしとるように感じる。


DSCN4850 のコピー



それにしても、ブラジルの法律は面白い。
選挙で選んだ大統領を罷免できるなんて!
民主主義に反しはしないか!?
ジルマ大統領は、そこまでされるほどの犯罪をおかしたのか?!
法律をおかしたのはモロ判事のほうじゃないのか?!
選挙の意味がないではないかーーー!



(=ΦωΦ=)

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コメント

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 |  #
2016/03/22 21:48 | edit

Wさんへ

うれしいコメントです。ありがとう。
日本の教育の質は、どの国にも及ばない美点がたくさんあると思う。
やけん、旦那さんの教育に関する考え方を支持します。
広い土の運動場で思う存分走り回れる環境は、
意外なことにブラジルの学校にはほとんどないんよ。
公立・私立ともに、運動場は狭く、ほとんどが室内で、屋外であったとしても、コンクリートの床。
自分たちの学校・教室・校庭を、子どもたちで掃除する、という点も素晴らしいと思う。
ブラジルの学校は、児童や生徒が掃除しないので、ものすごく汚い。
掃除の大変さがわからんけん、汚く使って当たり前。
お金持ちの家庭だったら、自分が食べたあとのよごれた食器も掃除婦が洗うのが当然に育つ。
そういう環境の子どもが、成人して社会に出ると・・・と想像すると気持ちが暗くなるなぁ。

性教育については、オレはブラジルの方法を推奨しとる。
うたの学校では、おとなのおもちゃ(男性器)とコンドームを使って、
コンドームの装着方法を実演で習ったよ。

URL | 金℠玉ゆきゑ #-
2016/03/23 03:47 | edit

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