ビキニcomブッダ@ブラジル

                                          BRASIL連邦共和国 Rio Grande do Norte州の海辺にて                                                  ビキニで暮らす仏教徒の『ゑん』な日々♪

ちくしょう!  





人間3・猫2・犬3・鶏6。
これがいまのオレがたの生き物の編成数だ。

猫は愛玩動物で、犬は家を守ってもらうツワモノ、鶏はたまごを食べるために、
それぞれ、役立ってもらっとる。
本来は鶏は食べるために飼ったのだが、
ともに暮らしはじめるとかわいくなってしまって
とても絞めることなどできんごとなってしもたんよ。



1ヶ月ほど前に、鶏のぴよの足にできものができて、
歩けなくなってしまった。
腫瘍はどんどん大きくなり、ぴよはぐったりと動かない。
ぴよの口元にエサと水を運び
ぴよが食べ終わり飲み終わるまでそばに付いとって
ほかの鶏が横取りにくるのをふせぐ毎日。

しかしここ数日は、
ぴよがだいぶん元気を取り戻してきて、
羽根で歩くようになってきた。
エサを横取りにくるほかの鶏をくちばしでつついて攻撃することも
できるようになってきた。

快復のきざしがみえ、一安心しかけた数日前、
朝エサをあげに鶏小屋に行くと、
頭がぐちゃぐちゃにつぶれたぴよが倒れていた。

その惨状の酷さにパニックになるオレ。
虫の息、といった様子でかろうじて呼吸しとるぴよ。

なにがあったのか。
わからん。
ヘビかな、コンドルかな、キツネかな、
いろいろ考えたけど、誰にもわからん。

水をあたえると、なんとか飲もうとする。
しかし首のうらから飲んだ水がじわじわこぼれてくる。

いのちが助かるかもしれない、という希望がもてない大ケガ。
あたまに消毒液に浸したガーゼをかけて、
ハエや細菌から守る手当てをする。
段ボールに寝かせて室内に連れていこうか、とも思ったが、
仲間たちと過ごした土のうえで逝かせてやろう、と決めた満月の夜。


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翌朝。
ぴよのお墓をつくるために、シャベルをもって鶏小屋に行くと、
ぴよの頭をほかの鶏たちがつついておるのだ!

さすが畜生どもよ、死んでしまえば仲間の屍もただの食料か、と
がっくり悲しくなる。

ところが、ぴよはまだ生きていた。

生きているぴよの肉をほかの鶏が食べていたのだ。
その光景に戦慄し、なかば発狂しそうになった。
暴れたくなって、実際ほかの鶏たちを蹴ちらして
オレは鶏小屋で叫びあばれた。

畜生どもめ!

ぴよの傷は、ヘビでもコンドルでも犬によるものでもなく
仲間の鶏の攻撃によるものやったのだ。
弱肉強食。
弱ったものは仲間ではなくなり、獲物となり食料となる。





ぴよの傷はますますひどくなっておる。
死をまぬがれることは不可能であるのが解る。
室内に連れてゆき、あたまを消毒し、段ボールに土と草をしいて横たえる。
水を少し飲もうとするので手伝う。
ちびとたまが心配そうに箱を時々のぞきにくる。






ド田舎で力強く狂人、じゃなくて強靭な精神力で生きているんぞ、と
いばったことを書き続けているオレだが、
まったくの弱虫だった。
死にかけとる鶏を絞めてあげることすらできん。

いまもぴよはオレのそばでゆっくりと呼吸している。

すこしずつ肉を腐らせ死に向かっているぴよ。
やっぱり勇気をふりしぼって絞めようか、という考えが時々うかぶ。
しかし安楽死は人間の方法だ。
オレはぴよの命の火が消えるのを歯を食いしばって見守るだけだ。






重苦しい内容で終わるのはしんどいので、
きのう起こった心あたたまる出来事を。



きのうもまた、
おまぬけな野鳥がガラスにぶつかって地面に落ちた。


どん、っちゅう音に、下をのぞきこむちび。
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様子を見に行くと、
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 目をぱちぱちさせて、くらくらしとった。





だいじょうぶでちゅかっ、と、ちびも下りてきた。
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しっかりしてくだちゃい、っと、応援するちび。
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死んだら食べまちゅよっ、と、見守るちび。
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このあと、キツツキちゃんは快復して、
大空に飛び立っていった。

うれしい。




(=ΦωΦ=)


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 |  #
2016/12/18 00:55 | edit

Mちゃんへ

ありがとう。
なんだかとてもあたたかいメッセージで、読んでてこころがやわらかくなった。
オレは平戸島までしか行ったことがなく、的山大島はあこがれの島。
来年は会いたい! と、ここで宣言しとこう。
言葉にするとイメージできて、叶うような気がする。
それに向かって自分が進むように仕向ける。

URL | 金℠玉ゆきゑ #-
2016/12/20 23:19 | edit

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