ビキニcomブッダ@ブラジル

                                          BRASIL連邦共和国 Rio Grande do Norte州の海辺にて                                                  ビキニで暮らす仏教徒の『ゑん』な日々♪

いい女にはなれなかったが  








きのう来てくださったお客さんは
とても上品なお三方で、
ビーチに遊びにいく装いとはちがう美しいドレスを
女性は身につけており、
くらくらするくらいいい香りもまとっていた。

ナタール市内から僻地のわがレストランに来るために
そのような品位あふれる装いをなさってくれることがとてもうれしく、
もともと接客好きなオレはどんどん奉仕したいのだが、
そこはぐっと堪えてうるさく世話を焼かず
適度な距離をこころがけておる。


オレは接客業が好きだ。
思い返せば、オレの接客業の歴史は長く、
高校生の時分の、レストランのウエイトレスが始まりだ。
何件ものレストラン・喫茶店でアルバイトをした。

よその店のママが引き抜きに来たこともあるのだ。
そのときは、そのママの個性に惚れて、
時給が安くなるのもかまわず、そっちのレストランに
ほいほい移ったオレ。
高校生のときから、
金より人、っちゅう考え方は変わってないようだ。



そのレストランのことで、鮮烈に覚えていることがある。

その店はマスターとママの人柄の魅力により、
退職した人もしょっちゅう遊びにきていた。
キッチンにいちばん近いテーブル席は
そんな人たちのたまり場になっとったんよ。

そのメンバーのなかに、
ひときわ異彩を放って輝くお兄さんがいた。
地元のバンドマンであり全国デビューも果たしたバンドの
サックス奏者だった。

その彼が、オレに言うた言葉が忘れられない。





















『ゆきゑちゃんはいい女になるよ』。









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モテる要素ゼロの
パンクバンドやりよるこーーんな高校生にとって
その言葉は青天の霹靂であった。
とても混乱したことを今も鮮明におぼえている。
ふざけんな!と、食ってかかりたい気持ちと共に、
うれしさも発生したのだ。


彼が言うてくれたようないい女にはなれんかったが、
高校卒業後に東京に移ったオレは
見てくれを女っぽく整えると男は親切になり
どんどん寄ってくる、ということを知ることになった。

自分が男性から恋されるようになるなんて
想像もつかんかった高校生のときにもらった
『いい女になるよ』の言葉の作用により、
いじけることなく胸を張って生きてこれたように思う。



昨日いらしてくれた上品なお客さんは、
帰りがけにウエイトレスの娘・うたに、
チップをはずんでくれた。

「とても美味しかったし、
 すばらしく気持ちのいい時間を過ごすことができたよ、
 ありがとう」
 っちゅう言葉とともにチップをいただき、
うたはとてもうれしかったと思う。

言葉は強烈に作用する。




IMG_9441.jpg





接客業が好きなオレは、
いつもウキウキと開店準備をする。

うたもいつかは
ルンルンで接客するようになるやろう。





(=ΦωΦ=)


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