ビキニcomブッダ@ブラジル

                                          BRASIL連邦共和国 Rio Grande do Norte州の海辺にて                                                  ビキニで暮らす仏教徒の『ゑん』な日々♪

四苦八苦のなかイカされている  






ブラジル大統領弾劾決議は、オレののぞまない残念な結果になってしまった。
いまごろ弾劾の立役者・モロ判事は
ホワイトハウスでパーティーしよるかもしれん。
「よくやった!」とアメリカに頭なでなでしてもらいながら。

決議の様子のインターネットのテレビ中継では、
議員ひとりひとりが、可か否かどちらに投票したかを明らかにし、
その理由をいちいち述べるのだが、
このこともまた、真意からの投票をできにくくしてるように感じた。

ブラジルは広い国で、ジルマ大統領率いるPT党の支持率は、
ブラジル北部にゆくほど多く、南のサンパウロあたりではものすごく低い。
なのに、今回の投票では、オレの暮らす北部NATALの議員も、
ジルマ弾劾可決に投票した。


下院でこれやけん、来月の上院ではさらに厳しいことになるやろう。
上院では過半数が賛成したら、ジルマは大統領職停止処分、
さらに3分の2以上の賛成で、罷免。
そうなると、
PMDB党(日本における公明党のようなもの・長いものに巻かれる党)の
テメル副大統領が大統領になる。





だいたいよ。そもそもよ。
国民投票選挙で決めた大統領を
議会の弾劾でおろすなんて、クーデター以外のなにものでもない。
民主主義はどこにいったというのだ。
ここまで調べられても、ルーラもジルマも逮捕されとらんやないか。
あんだけじゃんじゃん他議員は逮捕されとるというのに。


南米の本丸であるブラジルを、アメリカの手に渡したらいかん。
南米はボリビアのモラレス大統領は
「議会のクーデターは受け入れられない。
 ブラジルの民主主義とラテンアメリカの安定を守ろう」と呼びかけた。
ベネズエラのマドゥロ大統領は
「右派は国民主権を知らない。用心しよう」と述べた。
先日来日なさったウルグアイのムヒカ元大統領は
「ブラジルや労働者党をぶちこわそうという勢力がいるが、
 民主主義を破壊する動きを防ぐ人びとに連帯しなければならない」と。


日本もいま、熊本が大変なめにあっとるというのに、
なんでその対策を第一におかんで、
TPP審議など強行しとるのだ!? 
どさくさにまぎれていろいろやろうとしとんじゃないか!?




めさきの経済の発展ばかりに目をくらまされるな。
体はいつか滅び、金も財産も来世に持って行けないのだ。
もう少し想像力をもつ必要がある。
こうなったあとは、どうなるか、その先は・・・



富を得て、
健康な体をもち、
愛するパートナーとともに、
たまのような子どもを育て
日々笑顔でいる。

しあわせ、の典型かもしれない。


しかしそれはずっと続かない。


会社は倒産するかもしれん、
子どもが車にひかれるかもしれんし、
パートナーに愛想をつかされ逃げられるかもしれん。
いつしか病気にもなるだろう。
大地震に見舞われることもある。


四苦八苦という言葉がある。
四苦とは、生老病死。
生まれること・
老いること・
病むこと・
死ぬこと、
の4つ。


さらにつぎの四苦は、
怨憎会苦(おんぞうえく)= 憎しみあう者どうしがひとところにある苦。
愛別離苦=愛する者どうしが別離せざるをえない苦。
求不得苦=求めて得ることのできない苦。
五取蘊苦=身心環境一切を形成する五要素(五取蘊)が執着されていることからおきる苦。


ああ。苦しいな。

生きるとは、こうも苦しいことよ。

与えられたこの命の器である体とともに、
この器がほろびるまで生きねばならん。


キリスト教の考えでは『原罪』というのがある。
人間は生まれながらに罪をもっている。
それをイエスキリストが背負ってくれたので救われた。
なので、イエスキリストへ感謝しつづける。
ものすごく大雑把にいうとこれがキリスト教。

キリスト教の『罪』に近いやつをあげるなら、
小乗仏教では、『業(ごう)』ってのがあるけど、
これに偏りすぎるとよくない。
オレの信仰・大乗仏教はこれにあまり引っぱられない考え方をする。

『なんでわたしが大地震にみまわれ家を失わなければならなかったのか!?
 わたしが前世で悪い事をしたばかりに罰があたったのかしら!?』

このような気持ちを抱いとるかたは、すぐにその考えを捨てよう。
あなたは何も悪くない。




さて。
仏教の考え方として柱となっとるのは『苦を取り去る』。

これについては、よく勘違いなさるひとが多いけど、
病気を治す、とか、災難をなくす、とかじゃなくて、
病気はあっても病苦はない、っちゅうことなんよ。
天災に見舞われても、くじけない強靭な精神をつちかうこと。



生きる、ということは、ときに四方八方暗闇の苦しさを伴う。

ああ苦しいな。

なぜにそうまでしてイカされて、ちがった、生かされているのか。

DSCN5443.jpg



ブラジル前大統領の名はルーラ。
ルーラの意は海に暮らす十本足の『イカ』。



道のよからんことを祈るより
いかなる道にも堪え得らるる力の
加わらんことを願え 
  (弁栄聖者)



オレらの足は十本もないけれど、
四苦八苦のなか、しかと踏んばれる力をもてるはず。







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