ビキニcomブッダ@ブラジル

                                          BRASIL連邦共和国 Rio Grande do Norte州の海辺にて                                                  ビキニで暮らす仏教徒の『ゑん』な日々♪

ずっと待っている  


かれこれ2年前にも
いま通勤しとる大通りをバスで通勤していたことがある。

その日々、
毎日欠かさず中央分離帯にたたずんで
じっと何かを、あるいは誰かを待っているかのような女性がいた。

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上の3枚の写真は、
2年前のそれぞれ別の日に撮影したものだ。
同じ服装、同じ傘ということが解る。




そして2年ぶりに、またこの大通りを通勤することになったオレ。
まっさきに思い出すは、彼女のこと。
元気でおりんしゃるかなぁ。






















  おった!

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傘も靴も変わらない。
うれしかった。
感動した。


彼女をみていて、さまざまなことを想う。
2年前も想っていた。

『帰ってくる、と約束した恋人を待っとるんかな』
『家出した娘を待っとんかもしれん』
『まだ見ぬ弟が迎えにきてくれるのを待っとんやろ』
  などなど。



『待つ』という言葉で
ブラジルにてもうひとり思い浮かぶ人がいる。

マリンガという都市の老人ホームに入居してらした日系人男性だ。

彼はいつもパリっとしたシャツとネクタイを身につけてらした。
理由をたずねると
『兄が日本からむかえに来るんですよ、今日。』と
とてもうれしそうにおっしゃった。
毎日毎日。



待つことが、しんどいか希望に満ちているかは
その人による。
そしてその日その日の精神状態にも。

明日を待たずに今日一日をていねいに熱心に生きたい、
 と思っているが
『明日こそ』という希望が礎となり
生きる糧となる日もある。



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category: こころ

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コメント

そうですね、待つことが生きるエネルギーを与える場合もあるんですよね…
傍から見ると、それが幻想であっても。

そういえば実家を出たとき、飼い犬がいつも
私が部屋の窓を開けるの待っていたそうです。
週末実家を訪ねた後は特に、
音がすると私が出て来るんじゃないかと待っていたみたい。

約一年前、彼女が死んでからは、
どこかから彼女がひょっこり出て来るんじゃないかと、
立場が代わってしまいました。
いくら待っても帰ってこないのは、つらい…

URL | ヨーコ #-
2013/05/10 21:51 | edit

こんにちは!

ゆきゑさん、今日の記事すごく良かったです☆
いや、いつも斬新で素晴らしい記事なんですが、今日のは特に僕好みというか、すごく詩的ですね☆
いや、これを原案に短編小説が書けるな(笑)
ゆきゑさん、この記事をサンパウロ新聞に売り込んでみたらどうですか?
たぶんブラジルにはこういう人がいっぱいいるんでしょうね。
いや、世界中どこにでも、きっと日本にだっているはずです。
でも、問題はそれに気づくかどうか……。
自分の心に余裕がないとこういう他人の小さな物語に気づかずにただ通り過ぎてしまいますよね。
二年間、彼女は何を想ってあの場所に立っているのか?
直接答えを聞いてしまえば、なんてことのない答えが返ってくるかもしれませんが、それでも彼女が二年間も同じ場所に立ち続けている現実に変わりはありませんもんね。
そして、あの青い傘がとても印象的ですね。
最後の写真では彼女の隣に荷物を載せたカートがありますが、あれがまた何かを物語っているように感じました。

ゆきゑさん、勤務地変わったんですね。
ゆきゑさんの心にもさらに余裕が生まれるといいですね♪

URL | nipul #Ya9ewGVs
2013/05/11 01:08 | edit

ヨーコちゃんへ

ひょっこり帰ってくるんやないかな、は
じっさいに死を認識しとっても発生する感覚やね。
犬が立派やなあ、と思うのは
彼ら、飼い主を待っている、すなわち
飼い主が帰ってくることを覚えているのに
きらいな人がその場におらんやったら
そのきらいな人の存在は忘れてられる点。
『となりのおじさんはボクを蹴っ飛ばしたから
すかんなあ』て、ずーっと思っちゃいないけど
いざそのおじさをが現れたら
あっあいつだ!わんわんうーっ! て、怒るやん。
そんなふうに、いいものやいいことだけ待ちたいもんだ。
アミンの『待つわ』なんて、ゲーっやろ、ヨーコちゃんも。
同世代やけん話は通じるやろうばってん
あのころオレら小学生やったけん
よく意味わからんやったね。

URL | 菌玉ゆきゑ #-
2013/05/11 03:44 | edit

私も似たようなものかもしれません。

今の彼と、11年?つきあってる。
結婚したいな。

URL | にゃん #HfMzn2gY
2013/05/11 05:13 | edit

nipulさんへ

おお。オレもポエマーになれるかな。
サンパウロ新聞に、「詩ば載せてくれ」ゆうてみよう。
彼女にどんな物語があるのかは
本人にたずねてみればすーーーぐにわかることであるが
オレはわざと知らないままいろいろ想像しつづけていたい。
時々ね、目の前に止まる車の運転手に、彼女は話しかけとるんよ。
何を話しかけているのかな? それとも、何かたずねているのかな? と想うのも楽しい。
大きな傘、まだ雨降りに開いてる光景をみたことがない。
そして雨降りに傘をささずにたっている姿もみたことない。
つぎに雨が降った朝は、彼女がどのように傘を使うか楽しみやなあ。

URL | 菌玉ゆきゑ #-
2013/05/11 05:57 | edit

にゃんちゃんへ

立派やなあ。
11年もひとりの人と恋人関係でおるって!
オレなんか今の夫が最高記録じゃないかな・・・
うん、そうだ。それもまだ8年くらいやか、もっと少ないかな。
にゃんちゃんの「結婚したいな」っちゅう言葉が
明るい光のように輝いてる言葉に感じられたよ。
高純度の。
きっと結婚できるんね。

URL | 菌玉ゆきゑ #-
2013/05/11 06:01 | edit

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