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                                          BRASIL連邦共和国 Rio Grande do Norte州の海辺にて                                                  ビキニで暮らす仏教徒の『ゑん』な日々♪

一条の光  


日本の友人からのメールにて、
先日ゴールデンタイムのバラエティー番組が
ばりばり中国批判をしよったこと、を知った。
チベット弾圧問題にも言及しとったげな。
司会がビートたけしと所ジョージの番組げな。

ばんばんじゃんじゃんどんどん中国批判をやりたまえ、とオレはうれしいが、
友人は、そんな事実はずっと前からやん、なんで、今なん?
 と、うさんくささを感じたそうな。


なるほどね。
自民が選挙に勝っていい気になって、
マスコミ操作をばりばりしよんかいな。

危機を煽って憲法改正するために
ニュースからバラエティ番組まで総動員の
プロパガンダで
軍事国家への道をはよ作らなならんもんね。








さて。前置きで13行も使ってしもうた。
これから述べる50行こそ読んでほしい、っちゅうのに。



以下、チベットの現状に対する個人的見解を書く。
どうかじっくり読んで、あなたの心で考えてほしい。

希有な素晴らしい仏教文明がどのような状況に置かれているかを。
そしてそれを私欲のために利用しようとしているのは誰なのかを。






習近平態勢になり期待されたチベット政策の変化は
弾圧徹底強化という最悪の変化となり
チベット内地ではますます状況が悪化している。

7月初旬にはダライラマ法王の誕生日を祝うため
平和裡に行われていたタウでの祝賀会参加者に対して
当局が襲いかかり無差別発砲。

7月20日には四川省で
18才の僧侶が中国共産党の圧政に対する焼身抗議を行い死亡。
これでチベット内地の焼身抗議者は120名となった。


また
ブラッド・ピット主演「セブン・イヤーズ・イン・チベット」や、
マーティン・スコセッシ監督の「クンドゥン」などの作品を始めとして、
チベット支援活動を続けてきたハリウッドだが
ドリームワークス・アニメーションが、
なんと中国最大の映画会社である中国電影集団公司と
映画『チベット・コード』を共同製作すると発表。
中国はアメリカに次ぐ第2の映画市場なのだ。

ドリームワークスは「カンフーパンダ」で儲かったけんね。
パンダの生息地がチベットだというダブルスタンダードが
シャレにもなっとらんが。


国内の少数民族弾圧とともに
経済と恫喝による世界支配も
ますます露骨に進みよる。




そんな中、
ダライラマ法王は8月1日より北インドのラダックで瞑想修行に入られた。

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3週間、チベット問題解決を願う
厳格な瞑想修行を行う
 とのこと。




法王自身が高僧に語られたお言葉によると

「去年ラダックのシウェーチャル宮殿に泊まっていた時、
 吉祥の印が現れた。
 今年もそこに留まり、1ヶ月ほどツァムを行おうと思う。
 あなた方もその間、
 毎日『観音の真言(マニ)』を1000回、
 『般若心経』を2回、
 『観音賛』を1回、
 途切れることなく必ず唱えてほしい。
 これは非常に大事なことである。
 チベット問題が
 早期に解決されることと深い関係がある」 と。



祈りだけでは状況は変わらない
 が口癖の法王である。



しかしまた
祈りは正しい行動へ心を準備すること
 とも言われる。



今回の発言・行動は極めて異例のことであり、
「吉祥」の内容について
FBなどでも色々と憶測が飛び交っている。


瞑想・吉祥・お告げ・奇跡など
宗教の神秘主義的な側面に拒否反応を持つ方も多いと思う。

しかし仏教の禅/密教/浄土教・
ドイツ/スペインのキリスト教神秘主義・
イスラム教のスーフィズム/イブンアラビーなど
いずれの宗教にも神秘主義の伝統がある。
否、
神秘主義こそが
私欲に歪んだ宗教を正しい道へと導いてきた。




日本の近世浄土教の聖者である
徳本行者や弁栄聖者の伝記を読むと
信じられないような逸話が数々ある。

弁栄聖者の場合は
お弟子の田中木叉上人が伝記をまとめられたのだが
逸話の中でもあまりにも信じ難い話は
逆に誤解を招きかねないことから
記載されなかった事例も多々あるという。

宗教家の奇跡について弁栄聖者は
「宗教家は奇蹟を現わさなくてはつまりません。
 釈尊のお弟子でも
 多くの人が釈尊の教理に服して入道したのではなく、
 釈尊の奇蹟に驚嘆してお弟子になっております」。

またその一方で
「予言ができるとか、
 病気がなおるとか、
 そんな奇蹟がなんの価値がありましょう。
 凡夫が仏になる。これほど大きい奇蹟がまたとありましょう」
  とも。



奇跡を顕す宗教家の共通項は、
一点の濁りなき無私
 にあると思う。



ダライラマ法王の祈りが
どういう形で成就するのかは、凡人には量りがたいが
異例ずくめの今回の御籠もりに
一条の光を感じる。
今週末は共にお祈りをさせていただこう。



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コメント

こんにちは!

チベット問題と日本の政治の問題を一緒くたにしていいのか分かりませんが、どちらもそう簡単に〝解決〟するような問題ではないですよね。
もしかしたら、というかたぶん僕らが生きている間に解決するような問題じゃないのかもしれません。
歴史は繰り返され、過去の歴史上にも散々酷いことはあったと思いますが、地球温暖化が原因とされている世界各地の異常気象も含めそろそろ〝寿命〟が近づいてきているのかもしれませんね。
地球はまだしも、人類にあとどれぐらいの〝時間〟が残されているのか?
その〝時間〟も僕らの人生よりは遥かに長いと思いますが、いつか必ず〝ツケ〟を払う時がやってきますもんね。
チベットを弾圧してる中国もいずれ〝ツケ〟を払う時がくるかも……。

前回のコメ返でゆきゑさんが言っていた〝日本で暮らし続ける役〟
これ、実は僕もたまに考えますよ。
どんなにあがいてもブラジルにもいけず、作家にもなれず、この日本で死んでいくのか、とか……。
でも、僕はそうなったら〝所詮俺はそこまでの人間だった〟と腹を括るつもりです。
そうなったのが僕の人生なら、それは誰のせいでもない僕自身のせいですから(笑)!
ああ、でもできればそんな未来は嫌だな。
そうならないように思考を停めずに、今を生きなければ☆

URL | nipul #Ya9ewGVs
2013/08/03 02:38 | edit

はじめまして

なかなか良い文章を書きますね!。
でもジョークだと思いますが、日本と中共を比べるのは、どうかと思います。

「一点の濁りなき無私」

と書かれていますが、私は「一点の濁りなき無」だと思います。
奇跡にというのは、現世に囚われているから奇跡と思うのだと思います。
世の中のことも自分のことも、思考さえも囚われなくなり、現実が虚構だったと本当に理解できた時に、人々が奇跡だと思うことを普通に行えるようになるのだと思います。
これは特別な宗教者や聖人である必要はなく、条件が揃えば普通の人が奇跡を起こせるようになります。
その時人は、私と他人を隔てているものがなくなり、一歩創造主に近づけると思っています。

まあでも難しいですね。
ブログ頑張ってください。

URL | はい #mQop/nM.
2013/08/03 06:05 | edit

nipulさんへ

チベット問題は、なにひとつチベットの民に責任はない。
チベットの人たちは、ずっとずっとずっと自分たちだけで少ないもののなかで
あの寒い国でひっそりと静かに丁寧に生きてきたのを一方的に破壊したのは中国共産党。
日本の政治はさ、我が我が我が、っちゅう目先の利益ばかりを追求した結果。
もはや、自分の子や孫の時代のことすら想っとらんけん、驚く。
nipulさん、〝所詮俺はそこまでの人間だった〟よりも、
それこそがオレに与えられた役なのだ、と、それを精一杯生きるのだ。
ブラジル暮らしを夢見とる今日だって、役を担った大切な一日だ。

URL | 菌玉ゆきゑ #-
2013/08/03 20:00 | edit

はいさんへ

コメントありがとうございます。
パンダが欲しけりゃダライ・ラマに会うな、とオーストリア政府を恫喝したり、
現在進行中の大災害を放置したまま外国に原発を営業してまわる
ことよりかは冗談キツくないでしょっ♪
「無」の定義が思想によって異なるかと思いますが、
我他彼此を減らしてガタピシしない
ようになりたい、ちゅうのは同じです。

URL | 菌玉ゆきゑ #-
2013/08/03 21:00 | edit

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