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                                          BRASIL連邦共和国 Rio Grande do Norte州の海辺にて                                                  ビキニで暮らす仏教徒の『ゑん』な日々♪

3.10  


3月10日はチベット蜂起記念日である。

簡単に説明すれば、
1959年3月10日に
チベット民族がチベットの首都ラサにおいて
中国共産党の抑圧に対する平和蜂起を行った記念日。

毎年3月10日には、
世界各地の亡命チベット人のコミュニティーや
日本、インド、ヨーロッパ、アメリカなどの各国で
記念行事が行われとる。



先月22日に、ダライ・ラマ法王と会談した米国オバマ大統領。
メディアでは、
オバマ氏の言葉のひとつだけをピックアップして、
「チベットの独立は支持しない」のみを重要視する向きもあるが、
オレはオバマ氏の
「チベット固有の宗教、文化、言語の伝統の保護と
 中国におけるチベット族の人権擁護を強く支持する」
発言に重きを置く。
なぜなら、ダライ・ラマ法王も、一筋の光も示さない中国に対し、
チベット独立を闇雲に求めることをやめ、
高度な自治を求めておられるからだ。




法王がよくおっしゃる言葉のこのようなものがある。

 自我の目でなく、
 もうひとつの目で世界を見るようにすれば
 悟りに到着できる。




われわれは、自分の物差しで計って、物事を判断する。
そのひとりひとり目盛りがちがう物差しで、
自分側からの一方的な測定で物事を決めてしまう。

このことを『計量思考』と呼んだのは、
キリスト教の聖職者であるニコラス・クザーヌスであるが
この考え方が極端に走ると
マルクス・レーニン主義のような、思想になる。

たとえは、中国がチベットに対しておこなっていることは
中国側からだけの勝手な物差しによっての思想の押し付けである。
それは現在も暴力となってチベットをむしばみつづけている。
チベットが、こんなにも智恵に満ちた目で中国をみているのに対し
中国はチラリともチベットサイドから物をみようとしていない。


ひとはみな、自分の心が感知したことを「真実だ」と思っている。
智恵の目を開くには、
この、「これが真実」と思う心を無くす必要がある。
なくすためには、
心が「真実だ・誠だ・本当だ」と思っている対象が、
実はそのようには無い ということを
もう1つの心、すなわち智慧の心で、観らなならん。


今現在、
2009年以降のチベット人焼身者の数は132人、内死亡113人。

中国当局はさらなる焼身を防ぐ方法を、
『彼らの訴えに耳傾けるのではなく、さらなる弾圧強化あるのみ』と判断し、
厳しい連座制を導入した。

まず焼身者を出した家族を直系家族:父母、配偶者、子供、兄弟姉妹と規定し、
彼らは「政府援助の機会、就労機会を奪われ、如何なる公職にも就けない」という。
さらに「これまで受け取った政府援助は3年遡ってこれをすべて返さなければならない」。
これは焼身者を出した村に対しても同様で
「焼身者を出した村は3年以内に政府から得た援助金を返納しなければならない」。
また家族は「耕作地その他の土地を取り上げられ」
「外国やラサには3年間行けない」とされる。

焼身者を出した僧院には
「厳しい再教育が課され、宗教行事が制限され、1万元から50万元の罰金が課される」。
またその僧院の「管理委員会の職員は昇進の機会を失う」と規定される。

一方で最後の16条には
「焼身を計画している者やその他焼身に関係する情報を当局に伝えたものには
 2千元から50万元の報酬が与えられる」とし、
「秘密は守られる」と付け加えられている。

このような連座制や、魔女狩りもどきは、
チベット人の政府に対する不信感、反感、憎悪を増長するばかりであり、
亀裂は深まり、問題は大きくなり、
チベット人をさらに極端な道に追いやるもの、と、どうしてわからんのやろうか。

習近平政権はチベット人だけでなく、
ウイグル人や穏健派漢人知識人さえも、
共産党に逆らう者すべてを恣意的に、容赦なく処罰している。
国内の緊張は高まるばかりである。
そしてこの形相は、
中国共産党がすでに力のみに頼る、っちゅう末期的症状を呈している、と見えなくもない。


今年の3月10日が1959年から数えて55周年記念日。
たくさんのデモが世界各地で行われることだろう。
中国が、非暴力をつらぬき「中道路線」を示しておるチベットに対し、
耳をかたむけることを祈る。





さて。
わが家から車で20分走れば、
ちっこい漁村に到着する。
P1430319.jpg


河と海がまじる美しいビーチで、オレらも気に入っとるんよ。
P1430320.jpg


ごちゃごちゃとパラソルが立っているのは、NATAL近郊に多くあるビーチと同じだが、
ここは漁を生業としとる地元民と観光客が、うまい具合に融合し、
いい環境をつくりあげとる、と感じられる。

こげなかっこいい流木もあって、とても趣きがある美しいビーチ。

P1430479.jpg


地元民は、決して観光客を迎合しとるわけでなく、
民家の並ぶ領域に足を踏み入れると、いやな顔をする。
観光客は、彼らの領域を犯さないように、
つつましくビーチでの時を過ごさせてもらわねばならない。



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コメント

こんにちは☆

悲しいことに日本のメディアはテレビはもちろんのことネットでもほとんどこの3.10のチベット蜂起記念日のニュースを取り上げてません。
数日前から311の東日本大震災関連のニュースばかりです。
そのくせ、数日前に国会前で行なわれた脱原発デモのニュースはネットでは取り上げられてましたが、テレビではほとんど取り上げられていませんでした。
日本のテレビは既に死んでると言われてますが、まさにそうですね。

地元の漁村、いい雰囲気出してますね☆
観光客にとっては景色のいい場所ですが、地元の人たちにとっては生活の場ですもんね。

カッコイイ流木、ゆきゑさん持って帰りました(笑)?

URL | nipul #Ya9ewGVs
2014/03/11 00:03 | edit

nipulさんへ

そりゃあ、東日本大震災が色濃くなけらにゃならんやろ、日本は。
ばってん、震災と原発は切り離して考えよう・みせようとしとるね。
この流木、重くて重くてね。
男2人じゃ抱えられても車にうまく積めん、っちゅうことになって
後日男3人で流木ちゃんを迎えに行ったらば、
もうなくなっとった。
きっと漁師が、屋外女体盛りの際の皿、として使おうと思って
庭に持って帰ったんやろ。

URL | 菌玉ゆきゑ #-
2014/03/11 07:47 | edit

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