ビキニcomブッダ@ブラジル

                                          BRASIL連邦共和国 Rio Grande do Norte州の海辺にて                                                  ビキニで暮らす仏教徒の『ゑん』な日々♪

玉や穴ごと愛してくれ  


先日フェイスブックで目にした投稿を転載する。

   投稿したかたにオレは好意を持っており、
   投稿内容にかけらも嫌悪を感じてないことを先に述べておく。


『毛玉がついた服をどのぐらいまで着てもいいのか、わからない。
 部屋着に、、いや、それこそ女子力を落としてしまう気がしてならないし。
 毛玉取り機に衝撃的な出会いがまだ、ないのも事実。
 世の中の女子はどの程度の毛玉をガマンし、解決しているのか、
 男子はどのぐらいの毛玉までなら恋は冷めぬのか』。



この投稿を読み、
日本は衣類の状態ごときにこうも過敏な国であることか、と悲しくなった。



日本に暮らしとった5年前を思い出してみると、
なるほど、そうやったな。
毛玉だらけのセーターを着て外を歩く人は
ごく少数であった。


オレがいま持っとる衣類はすべて、
穴がほげとったり毛玉だらけやったり汚れ染みがある。
砂や土がいつもそばにあり料理し掃除し犬にも飛びかかられるからだ。
日本男性から、げっ色っぽくない、と思われるんやろう。
日本では即、女追放やな。


しかし、今の日本は異様、否、異常なほど神経質だと思うのだ。

東日本大震災のあとにも、ほとんどの人々の意識は変わっとらん。
いつまで、そんなふうな、きれいきれい、を続けるつもりなのか。
いっそ、日本国民全員が変わればいいのになぁ、と思う。

女性が、自分をほかの女より優位にみせるための手段として、
衣類や化粧や装飾品にたよらなくなればよいではないか。
体にまとう物で競うことを止めればよいではないか。
女性全員が穴のあいたほつれた服を着て
毛玉だらけのセーターを着ておればよいのだ。



書いとるうちに、鮮やかな “穴” の光景を思い出したぞ♪

もう何年前のことになるかの・・・
福岡の友人・Daiちゃんは、結婚パーティで着るウエディングドレスを
自分の手にて毛糸で編んだ。

パーティ数日前にようやく完成、っちゅうときに、Daiはちょいとしくじった。
ドレスにおおきい穴がほげてしもうたのだ!

涙するDaiちゃん。

しかし新郎となる夫・セ氏の言葉により、
穴のあいたままのドレスを着用してパーティに臨んだ。

「穴があいとるほうが、かっこいいやん♪」。


結果、ばっちり!
毛糸のドレスの穴は、彼女の特異な魅力を覗き見させてくれた。
穴により惹きたてられた彼女は魔力すら放っており、
誰のお膳立ても必要とせず、どこから穴をのぞいてもパーティの女王であった。



P1460889_20140406043125f37.jpg


結婚して夫を持とうとも、
妊娠中であろうとも、
子育て中であろうとも、
毎日くたくたに働きよろうとも、
手をぬくことを許されず きれいでありつづけねばならぬ、 っちゅうことは、
女にとって多大な努力を要す。

こげな風潮は、女に対してひとっつも優しくない。

おむつを換えるとき赤んぼうの尻を傷つけるかもしれぬぴかぴかの長い爪を保ち、
がばっと束ねることができたらずいぶんとラクなのに
つねに髪も色をぬったり巻き癖つけたり切ったりして手入れせねばならず、
(ゴムで束ねたらオバサンくさいと評されるげな)
さらにいえば子どもに着せる服にも気を配らねばならぬのは、
(自分にだけお金かけてるわ、と思われちゃいかんのだ)
莫大な労力がいる。

それらの行為に労力を使い果たし、心がかつかつの女と暮らす男もまた不幸。
疲れはてたオカンと暮らす子どももまた不幸。



毛玉だらけの服をまとった体の内側をみてくれる男たち。
髪ふり乱してなりふりかまわず女が子育てできるのびやかな環境。
そんな鷹揚さこそが『愛ある豊かな社会』だ。


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category: こころ

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コメント

「毛玉や穴が開いていない服」や「きれいにマニキュアした長い爪」は理解できるし、
少しはそのような気持ちもあるけど、24時間体制じゃ疲れちゃう。
オフがあるから、オンの時輝けるんじゃないかな。
化粧も同じだよね。
化粧を落として、肌を休める時間がなければ、いくら塗りたくっても化粧の乗りも悪くなるよね。

毛玉だらけのセーター、丁寧にハサミできれいにして、
穴もほつれないようにつくろって、大切に大切に着たい。
いっぱい着た服って肌触りが良く、リラックスできるしね。
自分で選んだ好きな服だからこそ、最後まで着てあげたいわ。

URL | ヨーコ #-
2014/05/05 22:04 | edit

ブラボー!

穴と「ゆき」の女王(様)!


日本て国は車が触れ合っただけで板金屋が儲かる国だからね~

新築マンションのわずか1ミリの傷をリペアする専門業者が引っ張りだこ!サンパウロなら2秒で廃業?(笑)

URL | メラ #-
2014/05/05 22:14 | edit

はじめまして。

重箱の隅つんつんだけなら良いけど、壊すことが目的では?なのが多いですよね。日本。その上、料理入らなくなって、ボロい重箱だからだ!と。壊しといて何を言う!(笑)。重箱は、楽しく美味しく食べるための器なのに。ブラジルで感じる人間の優しさ暖かさを日本ではあまり感じないのは、目的とするものが違うからですかね~。

URL | ばも #-
2014/05/06 12:56 | edit

本当はみんな、毛玉がついていても、髪をひっつめていても、中身は変わらない事を知っているはずなんだけど、その事を忘れちゃってる気がします…

風潮って、怖いですね。
本来の姿を見えなくしちゃう。

外に出ていると、わたしと同じくらいの女性もネイルにエステに頑張っていて、ヘアスタイルもカラーもきちんと保たれている。
特に念入りに気遣う事ない自分を見すぼらしく感じる事もありますが、お家に帰ればそんな事もすっかり忘れさせてくれる夫に大感謝です◎

せっかく「女子力」なんて言葉があるのに空っぽなイメージで残念…
もっとかっこいい言葉になればいいのにー
「女子力」より「女の底力」という言葉の方が惹かれます 笑

URL | YUMI #-
2014/05/06 14:33 | edit

ふぉっふぉっふぉっ

そしておぬしは
ビキニにストール1枚姿でやってきたぞぅ

URL | dai #JalddpaA
2014/05/06 17:12 | edit

こんにちは☆

僕は全然毛玉も穴が開いた服でも平気ですけど、今までブラジルのことを勉強してきた感じではレイラは意外と毛玉とか気にしそうですけど、やっぱ地域や人によるんですかね(笑)

今日の記事の写真好きだなぁー☆
確かにこれだけ見るとノルデスチに住むレイラたちは毛玉なんか気にしなさそうですけど、年頃のレイラはどうですか?

URL | nipul #Ya9ewGVs
2014/05/07 03:40 | edit

Estou com saudaaaaaaaaaades da minha terra natal.

あへあへ。

URL | yo-ta #-
2014/05/07 04:18 | edit

ヨーコちゃんへ

自分で気に入って手に入れた物、
自分のそばにいる時間が長ければ長いほどますます情が濃くなる。
目に慣れ、肌に慣れ、離しがたくなり、ますます大切になる。
いつも穴と玉だらけのオレが、たまにぴっかりとメイクしたらば・・・
きっと夫をぎゃふんと言わせられるね・・・ん? ちがうな。
ギャフン、ではなくて、うっとりさせにゃならんのだった。

URL | 菌玉ゆきゑ #-
2014/05/07 05:17 | edit

メラさんへ

そのむかし、ゆきゑ、と名を申せば『雪恵』か? と言われたもんやった。
雪のように色白だったのだよ。
美白業者も、ブラジルでは2秒で廃業やな。

URL | 菌玉ゆきゑ #-
2014/05/07 05:20 | edit

ばもさんへ

比喩の上手さ、巧みさに、うーん、とうなりました。
おっしゃるとおり、重箱の粗探しをしよるごとあるなぁ。
先日、ほうきを乱暴に扱いすぎて、柄を折ってしまい、とても不便になった。
新しいほうきが費用やなぁ、と思いよった矢先に、わが家の大工さんが
どこからかほうきの柄より少しだけ太い廃材のパイプを持ってきて折れた柄をつなげてくれた。
どんな物も、まず、『捨てる』っちゅう発想を持たないのがブラジル人だ。
習うことがたくさんあるなあ。

URL | 菌玉ゆきゑ #-
2014/05/07 05:41 | edit

YUMIヘ

日本企業からの派遣でブラジルに駐在しとる友人が話していたことを思い出したよ。
「たまに日本に里帰りすると、ぞっ、とする」と。
「すげえ田舎道なのに、点々とお店がひしめきあっていて、
 入らなければならないのではないか、と、強迫観念を抱かされる」と。
これだけ購買意欲を湧かせる国もめずらしいよな、とオレも思う。
裸でいさせてくれない。つねに鎧兜にような武装にように装飾しとかなならん。
しんどいね。
それにしても、ティーンエイジャーでもない女が、「女子」などと自らを名乗るのが
そもそもいかんのではないか。
女子会、っちゅう言語をオレは忌むね。
女だけで集いたいなら、くのいち会、とでも名乗ればいい。
それか、姦(かしまし)会、とかさ。
オレは女だけとかいややん。いつだって男女会がいい。
ついでにいえば、アウトローな底辺の男女と集いたい。

URL | 菌玉ゆきゑ #-
2014/05/07 05:57 | edit

daiちゃんへ

あげな愉快なパーティは2度となかろうね。
花嫁が主役であると同時に、いちばんのエンターテイナーやった。
ホストとホステスであることを運命付けられとる夫婦やな、て感じたもん。
はよ2人がおるアトリエてらたに行きたいなぁ。ストールなしのビキニいっちょで。

URL | 菌玉ゆきゑ #-
2014/05/07 06:01 | edit

nipulさんへ

地域にも、人にも、収入額にもよるかもしれぬ。
サンパウロに暮らしとったとき、
ブラジル人には貧困層でもアイロンをかける習慣がある、と認識してきたばってん、
うちの近所のオレの知っとるブラジル人はアイロンかけんねぇ。
年頃のお嬢さんは、装飾に気を遣っとると思うけれど、
たとえばオレの娘の学校の生徒あたりは、1本しか持ってないジーパンを大切に着ている。
ジーパンとスニーカーが究極のお洒落、っちゅう感じやね。
この土地でジーパンはさぞ暑かろうと思うばってん、
お洒落がやせ我慢、っちゅうことは、万国共通なのだろう。

URL | 菌玉ゆきゑ #-
2014/05/07 06:07 | edit

酔う田へ

ここがおまえの故郷なら、
にしきを飾りに戻ってこい。
否、クギを打ちに戻ってこい、やな。
今週より屋根に取りかかったぜ ニヤリ

URL | 菌玉ゆきゑ #-
2014/05/07 06:13 | edit

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